研究の意味ってまじで何

最近よく言われる.私の専攻は簡単に言うと社会科学系に分類されると思う.その中でもお花の産地や産業構造について注目していて,今は環境認証を取り上げようとしている.

と言ってからというもの,「せっかく○○学やってるんだからそんなことより…」という意見や,「研究に意味がない」といわれることが続いている.なんなんだろうまじで.

甘んじて自分の専攻らしくないという意見は受けるとして,研究に意味があるとかないとかっていう言葉は何なんだろう.私は恐ろしくて人にはそんなこと言えないけれど,それぞれの学問分野に共通認識としてあるものなんですか…?これが入ってないから意味ないとかこれをしないと意味ないとか.

往々にして研究は展望論文とかでもない限りちまちましたことをちまちま明らかにしているな…?というものも多く,そういうものの積み重ねで学問や研究分野は形成されていると思う.私はずっと専攻分野の勉強をしてきて,その私なりにちまちました端っこの分野に入って行って何か明らかにできればいいなあと偉そうに思っているのですが,間違っているのでしょうか.

私は自分の研究に意味がないといわれてからというものの,まるで自分自身が必要ない,劣っているといわれたように感じました.そしてひどく怒りと悲しさを感じ,数週間引きこもってしまっていました.なんかうすうす気づいていたけれど自分の自他境界曖昧過ぎるやろということ,自己認知やばすぎるやろということなどなどを反省し,でも3年間未熟な学生として取り組んでることなんだから子供みたいなものか!!とか思って変に納得しました.

おわり

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