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Priority

優先順位。

生きて行く上で、何を大切にし、何を優先して行くか。

それは日々の生活で露わになる。

今朝も6時にアラームをセットした。

だが、目が覚め時計を横目に見ると時刻は7時20分。

意識だけは6時に起きたい。と思っているが、

結局目が覚めるのは7時過ぎ。

この場合は、自分の優先順位が「睡眠」の方が「朝活」より高かったことを示す。

このように「意識」と「行動」が伴わないことが多々ある。

意識、言葉ではいくらでも語れる。

ただ、本当にカッコいい人間は行動をしている。


今日は、仕事から帰ってきて、英会話をした後に、今度世界に旅立つカッコいい男と電話をした。

大手総合商社を新卒で入社し2年で退職したその男は、

自分の肩書きよりも、自分の人生に責任を持ちたくて退職した。

その男は昨年「商社の仕事は楽しくないけれど、アフター5はめちゃくちゃ楽しい」と豪語していたが、

今日の電話では「自分の人生の目的を探しに世界に旅立つ。例え見つからなかったとしても行動したことを将来絶対に後悔しない。」とまで断言した。

安定高収入よりも、肩書きよりも、周囲から幸せに見えそうな生活よりも何より、自分の人生の幸せを選んだ結果、退職という選択になったのだろう。

この場合、その男にとって、人生の優先順位は「安定はしているが、毎日退屈に生活することよりも、挑戦し人生を切り開くこと」が勝っていた。

文字にすると明らか後者を選択する人が多いように思えるが、実際は前者の方が多いのが現実だ。

何が言いたいかというと、「自分の人生に責任を持って生きる」ことだけは常に意識して生きなければいけない。

自分の人生に愚痴っている時間は非常に勿体無い。

会社が嫌なら転職すればいいし、サラリーマンが嫌なら辞めればいい。

頑張りたいなら頑張ればいいし、サボりたいならサボればいい。


Ted Talksでメグ・ジェイが言っていた言葉で印象的な言葉がある。

”Twentysomethings are like airplanes just leaving LAX, bound for somewhere west. Right after takeoff, a slight change in course is the difference between landing in Alaska or Fiji. Likewise, at 21 or 25 or even 29, one good conversation, one good break, one good TED Talk, can have an enormous effect across years and even generations to come”

20代は方向転換することが出来る。

それと同時に自分の人生の目的、天職、好き、優先順位を明確にし人生設計する期間でもあると思う。

時間は有限である。

「気づいたら、もう1年か」となる前に、

行動し、自分の価値観と擦り合わし、色んな人の話を聞いて、新たな体験をして、人生の視座を高めていきたい。

ここ最近、守りに入っていた自分に、刺激のある時間をくれたその男は間違いなく私の人生の指標の一人である。

頑張ろう。ともに。


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