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【キャリコン受験記①】養成講座選びから教育訓練給付申請まで

キャリコンを受験する場合、多く人が養成講座に入られるのではないかと思います。
(実務経験者なら不要ですが、未経験者は必須)

私も養成講座に通いました。
今回は養成講座をどう選んだのかと、受講前に行った教育訓練給付金の申請についてです。

養成講座は必要?

結論から言うと、未経験者ならば養成講座は必須です。
未経験者の方が国家資格キャリアコンサルタントの資格取得を目指す場合、厚生労働大臣の認定する講習を受講しなければいけないことになっているため。

実務経験者であれば養成講座の受講は不要ですが、試験という性格上、実技にもお作法や評価ポイントというものがあるので、養成講座を受講した方が合格率は高いというのは事実です。
実際、養成講座受講者の方が、養成講座未受講の実務経験者よりも合格率が高いという結果が出ています。

どうやって養成講座を選んだ?

いま、全国で17の講座が厚生労働省の認定講座になっています。
講座ごとに内容も価格も違うので、どれが良いか迷いますよね。私は、知り合いが通っていた講座を紹介してもらったのですが、そこがとても良かったので、あまり比較検討はしませんでした。
オンラインの説明会に参加し、私の希望にも合致していたので、そのまま申し込みをしました。

決め手となったポイント
・講座会場が最寄駅近く
・e-Learningがある

私の場合は、子育てもしていますので、立地的な通いやすさは大切なポイントでした。
また、講座は学科と実技の二部構成。
合計20回ほどの受講日があります。
長期で通学するのもなかなか厳しいのが実情です。

私が選んだ養成講座では、コロナの影響を受けて、新たに通信コースが設置されていました。
学科と実技で、両方通信もできますし、通学でも可能。
(通信でも、実技は修了試験のみ通学しないといけないようです)
学科は通信、実技は通学もOK。

この通信と通学組み合わせができることも、養成講座選びの決め手になりました。
私は実技は対面が良いと思い、学科は通信、実技は通学にして申し込みました。

私は、紹介割引があったので、少しお得でもありました。

Twitterで知り合った方は、私とは別の養成講座でした。オール通信受講の方もいたり、通学の方もいましたが、アフターフォローや試験後の就職支援などに差があったようです。
でも、これはよほど意識して情報収集してないと受講前には分からない所なんですよね。

養成講座の費用は?

費用は気になりますよね。
養成講座によりサービスが異なるため、当然価格差はありますが、平均35万円前後のようです。
通信講座だと比較的安め、通学制だと高めになる傾向にあるようです。

価格が安くても質の高い講座もあります。
合う合わないは当然ありますし、人によってニーズも異なるので説明会に参加するなどして、ご自分に合ったところを選択されるのが良いと思います。

私の養成講座は、割と有名な所でもあり、フォローも手厚かった分、相場よりやや高めではありました。

認定講座なら受講料の最大70%が戻ってくる

教育訓練給付金制度の認定講座であれば、最大70%の受講料が戻ってきます。
手続きとしては、養成講座受講前にハローワークで教育訓練給付金制度の申請する必要があります。
またこの申請をするにあたり事前に、キャリアコンサルティングを受けなければなりません。
事前に予約をして受けることになると思います。
私は養成講座の方が手厚くフォローして下さったので、その方に教えて頂きながら、申請手続きをしました。


私の場合、ジョブカードを記載し、ハローワーク内でキャリアコンサルティングを受け、そのまま別の窓口で申請をしました。
養成講座を修了したら、50%が返金されます。
その後、キャリコン試験に一発合格なら残り20%が戻ってくる仕組みです。

養成講座以降、人によってはロープレや個別指導に課金されると思います。私もそこそこ課金しました。

給付金の申請は講座開始の1か月前までに

教育訓練給付金は、養成講座の受講開始の1か月までに申請する必要があります。
逆に言えば、申請後1か月後からしか講座が受講できない仕組みです。
私は10月の受験を目指し、1月に申請、2月から通信講座の受講を開始しました。私の養成講座では、10月受験の実技は6月からだったので、申請が遅れるほど通信講座の期間が短くなる仕組みでした。
私は2月から受講開始したので、実技開始まで4か月ありましたが、5月から通信講座を受講した人は、実技開始まで1か月しかない計算になります。
実技開始前に学科が終わっていることが望ましい、という感じではありますが、実際は学科の受講が終わってなくても実は大丈夫だったようです。

私の養成講座では、実技の通学時に色々と課題が出て、なかなか大変だったので、先に学科の受講を終わらせておいて良かったと思います。

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