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ことばたち

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言葉を綴ります。
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2015年4月の記事一覧

悪いところ

なんて はしたないのでしょう
幸せを見せつけるのって
泣いてる人を 見てみぬふり
笑ってる人を 見ているふり
とても下品で 穢らわしい
それが 幸せの 悪いところ
そして 不幸せの 悪いところ
#詩

太陽に会おう

悲しい涙を一人拭って
今日にさよなら 明日へ約束
そっと耳に手をかざし
大好きな音を想ってごらん
苦しい胸に手を当てて
ちゃんと呼吸をしてごらん

君はそこにいる 僕が知っているから
大丈夫だ

おやすみ
#詩

日曜日の宇宙

足りない何かを探して 夜をさ迷う
ここはまるで宇宙みたい
そして私はスペースデブリ
誰にも必要とされず 存在すら見えないまま
意味もなく漂っている
月曜日の朝まで ゆらゆら ふらふら
足りない何かなんて 見付けられないと
知りながら
#詩

ひとりの痛み

あなたの声が聞こえない
あなたの心が見えない
どこにもあなたがいない

『大丈夫よ。始まりの前に戻っただけ。』

自分を励ますたび 傷は深くなっていく

ああ 痛い 痛い

どこにいるの ねぇ
#詩

願い事

忘れてください 私のことなど
目を閉じて 開いたら
あなたの中に私はいません
そしたら私も きっと全てを
忘れられる気がするのです
だから どうか
#詩

0.01の世界

「ああ、僕の世界は今、とても霞んでいる!」
「それはそうだろうよ。だって、君の眼鏡は頭の上にあるんだから。」
「何もかもが何もかも分からない……!」
「それはそうだろうよ。だって、君の視力は0.1にも満たないんだから。」
「そう。僕の世界は今、右も左も、前も後ろも、上も下もない。
 なんておかしな世界に迷い込んでしまったんだ……。」
「まぁ、そう肩を落とすなよ。僕は君が羨ましいぜ?」
「どうして?

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予期不安

未来を想うと夜がやってくる
いつからこんな風になったのか
あの場所に未来はあるのか
雨上がりの晴れた朝のような
そんな夢さえ見られない
#詩

好きなひと

あなたのことなんか忘れてしまいたい
だけど 心が弱っているとき
余計にあなたに会いたくなるのです

心から離すことができないひと
私の大事な好きなひと
#詩

そのまま

等身大の言葉がいい
背伸びをしたり
理想を写したりしない
君のそのままの言葉がいい
心が伝わる言葉がいい
#詩