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LGBTナントカ法が必要と言うけど…

吾輩はゲイである。
吾輩はLGBTナントカ法(媒体によって平等や差別禁止とブレがあるので)は必要性を感じていない。

コチラの記事で紹介されているのは男性を自認する方の就職活動の難航。
この記事を読んでみた感想を綴りたいと思う。

LGBとTは別モノ

Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダー。
この中でトランスジェンダーのみが性同一性障害を抱えている。
LGBは性的指向でしかない。
自分は男なのに女性の制服を着させられる。
自分は男なのに女湯に入れられる。
とは居心地の悪いものなのだろうな、と想像は難しくない。
それ故に就職においても就職先の企業の一定の理解と配慮をしてもらう必要があり、就職活動において企業側の理解を求める発言が生まれることは当然だろう。
一方でLGBであれば自分の性別に対する違和は無いのだから就職活動でそれを公表する必要性は無いと思っている。

トランスジェンダーでXジェンダー

不勉強ではあるが、吾輩が違和感を覚えた最初の点。
トランスジェンダーは性別の認識と身体の性別が一致していない人のこと。
自分を男だと思っている女性、女だと思っている男性を指す。
ここまでは理解できる。
XジェンダーについてはWikipedia調べでは何を書いてるのか理解できなかった。
唯一ハッキリ分かったのはトランスジェンダーを詳細分類したものの1つがXジェンダーということだ。
結局ツバサさん(仮名)はどういう存在なんだろう?

採用しないことは差別ではない

トランスジェンダーを受け入れるということは会社にとっては容易ではない。
トイレは男性用を使用させることも女性用を使用させることも問題になる。
では、トランスジェンダー用のトイレを設ける?
何処に?
費用は?
他の利用者は?
そのことを社員にどう伝える?
多くの企業は対応できるだけのキャパシティを持ち合わせていない。
たった1人のトランスジェンダーを雇うために必要とするコストはその後得られる利益に見合っていないと考えるのが普通の損得勘定だろう。

こうした記事ではしてもらった配慮や対応よりもされた嫌なことや不快感を全面に出してくる。
多くの人はトランスジェンダーの対応を知らないし、分からない。
トランスジェンダーを受け入れた企業の具体的な対応を紹介するべきなんじゃないだろうか?
思ったよりも簡単なことだったと思う企業があるかもしれない。
その逆も然りだが。
故にトランスジェンダーがすべきことは
①コスト以上の利益をもたらすことをプレゼンすること
②想定されるコストが少ないことを証明すること
のいずれかじゃないだろうか。

既存の法律では対応できないものなの?

>「LGBT」と呼ばれるセクシュアルマイノリティは、性のあり方を理由に
不当な解雇や異動、退職勧奨などを受けても、その不当さを訴えるための
法律がなく、泣き寝入りするしかない状況です。

とあるが、本当だろうか?
吾輩は法律の知識は乏しいが、解雇には合理的な理由が必要であることは知っている。
合理的な理由には性別や性的指向は含まれようもないだろう。

また、LGBTナントカ法案に関してなかなか具体的な詳細文章も確認できないのも信用しきれない要因の一つだ。

世界のLGBT?

2020東京オリンピック、パラリンピック開催を前にして先進的な日本をアピールしよう!とキャンペーンを打っているが、吾輩はオリンピックもパラリンピックも男女という二元的な性別の枠で行われるスポーツの祭典だと思っている。
競技は男女別で然るべきだし、トランスジェンダーが女子競技で勝ちまくっているなんていう話には呆れてものも言えないものではないだろうか。
世界80ヶ国程度ではLGBTの権利に関する法令があるらしいが、その内容についての文言を見付けるのはかなり難しい。
G7では日本だけがLGBTの権利に関する法令が無いらしい。
世界が正しくて日本が間違っている。
世界は先進的で日本は後進的だ。
という根拠のない論である。
LGBTナントカ法を制定したいとする主張にはこうした印象操作が非常に多い。

吾輩の所管

LGBTナントカ法の制定を目指す人々のエピソードや考え方は曖昧だったり、一方的だったり、被害者意識に溢れ、印象操作的な部分が多分にある。
吾輩は共感も賛同もしかねる。

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