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どうやって勉強してるの?「育児×リスキリング」を考える

前回の記事では、私の勉強へのモチベーションを深掘りすることで、支援を希望する人ってどんな人だろう?、どんな人を支援すると日本が良くなりそうか? ということを考えました。

今回は、私が育児中に勉強できた環境を客観視することで、「子育て中でも学ぶ意欲が削がれないくらい”辛すぎない育児環境”」とそのための支援について考えます。

育児が辛すぎるって、どんな状況?

私の育児環境をみる前に、「育児が辛すぎる」ってどんな状況でしょうか。

・子供が寝てくれないので休む暇がない
・常にワンオペで休む暇が無い
・常に赤ちゃんと2人きりで孤独
・頼る人がいなくてどうしようもない
・金銭的に余裕がなくて辛い

家庭により本当に様々だと思いますが、このような状況は比較的多いのではないでしょうか。    

まとめると、
初めての育児を、母親が1人で、頼る余裕もないくらい切迫した状況
という感じです。

私の場合はどうだったのかというと、

・助産師や保育士などプロの助言を取り入れ、比較的スムーズに育児生活を軌道に乗せることができた。
・産前から夫と協力体制を敷き、義実家や地域のサポートに頼ることもできた。


そのおかげで、勉強する時間を作り出す気力もあったのだと思います。

こうして整理すると、本当に恵まれた環境であることに感謝が絶えません…。
政策としては、希望すれば誰もが必要なサポートを得られることが望まれると思います。

私の経験から発想するなら、

出産や育児のサポートをもっと身近に
育児をスムーズに軌道に乗せられ、かつ楽しい!とまで思えたのは、間違いなくプロの助言を取り入れたからです。
お金がある人だけ有料サポートを受けられる、逆に所得が高いと行政サポートを受けられない、という二極化ではなく、出産育児する人は誰でも受けれたら理想的な気がします。

産前からの身体ケア充実
出産を希望していた私ですら、いざとなると未知のことが山ほどありました。妊娠中の母体ケアの大切さや、それで産後がどれくらい楽になるか、赤ちゃんの発達に差がでうるか、知らないままの方が多いのでは?
家ではなく病院で産むことがメジャーな現代、医療では手が届かないところがあります。

男性も育児に参加しやすく
推奨されつつあるとはいえ、まだまだ育休をとったり、積極的に育児に参加することがマイノリティな状況。夫は、私が丸一日家を空けても大丈夫なくらい頼れるパートナーですが、会社ではそのような同僚や上司はいないので、苦心しながらやり抜けているようです。もっと、あたりまえに選択できるようになったらいいなと思います。

おわりに

「子供がいるのに、勉強までしてすごい」と言われることがありますが、そうじゃないんです。「子供がいるから、勉強しようと思えた」のです。

子供との時間を削って勉強しているようで葛藤することもあります。
うまく時間がつくれなくて、イライラすることもあります。

でも、子供に胸を張れる自分でいたい。

そして今回のnoteを書きながら、育児中でもリスキリングを通して理想の自分を追い求めたい、と思えること自体がとてもありがたいことだと再認識しました。

大事なのは、一人一人が納得のいく選択ができること。そして、それを尊重しあって笑顔が多い社会であること。
育児が「辛すぎる」だけでなく「楽しい」という声が聞こえてくると、子供を育てたい家庭も増えるのではと思います。




お読みいただきありがとうございました。
中小企業診断士を目指す一児の母です。文章力をアップするため、noteを書き綴っています。
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