“働く理由”探し

迷えるキャリアシリーズ3本目


私が働く理由について、5つのキーワードで整理してみる。

お金、目的、貢献、情熱、地位

これは、およそ、今の私が重視する順なのだけど、妊娠前までは全然違った。

お金

この会社に入ったのも、新卒にしては給料がいいから。というのが一つあった。
今改めて考えてみても、お金は大事。
夫も働いているけど、やっぱり自分で稼いだお金で欲しいものを買いたい!

目的

そう、私には欲しいものがある。
基本的に物欲は弱めだけど、買うとなったら、こだわる派。
そうしてお金を払って得るものは、理想。
たぶん。
うまく表現できないけど、理想の生活とか、理想のファッションとか、最近は老けたくない一心で化粧品に課金してみたりw

でもこれって、仕事をしてない時期の私には無い欲求だった。産後、育児に集中しきってたときは、物欲がマイナスだった。

つまり、仕事すること自体が、私の理想を体現するための一つのツールでもある。
仕事をする目的は、私が私らしく生きること。なのかもしれない。
妊娠前は、仕事はお金のためにするものだと割り切っていた私が。

貢献

仕事を通して、何かに役立ちたいと思う。
すごく社会的に意義があるとか、歴史に名を残す偉業じゃなくて。
死んだときに「りんさんのお陰で仕事が楽しかった」とか「いしころさんとの取引があったから…」とかとか思っていただけたら成仏できる。
できれば、「りん先輩に教わったことが役に立ちました」とか言われるように、後世につながる働きをしたい。
子を産んだからだろうか、貢献意欲は向上したように思う。

情熱

あまり情熱的なタイプではない気がするけど、やっぱり何かやりがいを感じたい。
クライアントワークなので、依頼主が喜ぶことがやりがいにつながっている感はある。
そのために、あらゆる手段を検討したり、実験したりする過程に創造的に没頭し、チームワーク良く仕事することには、人より少し、パッションがあると思う。
これは以前から変わってないけど、育休中に色々やってみた結果、今の仕事が情熱をかけられるものなんだなって気付けた。

地位

この5つの中で、今は最も意義が低いもの。
そして1番重視度が変わったものでもある。
かつての私は、一生懸命働いて、認められて、昇格したいと思っていた。熱望はしてなかったけれど、同期が昇格し、後輩にも抜かされた育休中、心がピリピリと痛かったのは、地位を重視していたからだろう。

復帰後の不安の要因も、社内ステータスへの執着心が大きかったように思う。

だけど、仕事の目的が私らしく生きるためと判明すると、ステータスを気にしなくなった。

誰かが用意したランクじゃなくて、自分が決めたラインを追い求めたいと思った。

執着から解放されると、なんと心が軽いことだろう。

もちろん、昇格を諦めたわけでも、テキトーに仕事して給料泥棒になりたいわけでもない。
だけど、視点を先に伸ばして、

65歳くらいになったとき幸せだったと振り返れる会社員人生にしよう

と思うようになった。
そうすると、より、貢献とか目的を重要視するようになって、地位は相対的に重要視しなくなっていった。



あらためて整理すると、私が仕事をする理由は、

私らしく生きるため。

育児しながら副業を始めたのも、育児だけの私は私らしくないって思ってたからなんだと整理できる。
何か、自分ができることで働き、報酬をもらう。

なんてシンプルw

あー、私って、仕事が好きなのね笑
と腑に落ちて、復帰後の働き方がやっと見えてきたのでした。

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