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ぎゅっとね そばにいる人に してあげて

助けてとか
こっち向いてって 言葉が いっぱい飛び込んでくるようになってしまった ここ最近

我が娘二人のうち 下の子は 
お風呂上がりに バスタオルで 髪の毛をぶわぁぁぁっっっって拭いてもらうのが大好きだ
わかる、私も好きだわ って 言いながら ぶわぁぁぁって する
ただ、手が離せない時こそ ぶわぁぁぁってして って言ってくるんだよなあ
そういうとき ちょっと思うんだ
ちょっと問われてるなって 
お母さん、ちゃんとこっち見てくれてる?って

仕事でも それを求められてるって思うことが増えてきた
問うてくる相手に対して いろいろ思う 
それは あなたの問題ではないか とか 
人に依存しているのではないか とか
そういうことをしないといけないくらい 寂しいんですか とか
なぜ、近くの誰かではなく、私なんだ 私より先に話すべき相手がすぐそばにいるだろう、とか

人に頼ることも大事だけど
自分で 自分を
自分で 自分の家庭を
自分で 自分の領域を 見つめる覚悟もいるんじゃないか、と
私は そんなに何人もの頭を ぶわぁぁっとはできないわ って 思う

結局のところ 身近にいる人が どれだけ 相手を見てあげられるかなんだ 
病院にも 評判の先生にも すっごいあたる占い師にも してあげられないことがある

親じゃないとできないと言っているのではない
家庭なり、ご近所さんなり、職場なり
身近にいる人同士の関係を もっと大事にしてもいいのではないか ということ
そこが 手薄な人こそ 精神的に参るのが 早い気がする
参る人の責任じゃあない
いろんな要因がある


ただ、私は もう お手上げだ そう言いたいだけ
私も 今は 自分の心を バスタオルで そっと包んであげるタイミングだな、と思う
そんなに 働けない

あ もちろん 今日も 下の子の頭は 拭くんだ
ご飯をいっしょに 食べて いっぱい笑おう
そういうことを 積み重ねていこう

自分には 何か あったかいものを あげようと思う

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