読書感想文の「書き方」
昨年の夏、読書感想文の「書き方」に関する記事を書いた。
要は、
「本の感想を書くのではなく、
本を読む前と読んだ後とで
自分自身がどう変わったのかを書く」
ということだ。
感覚としては、感想文を書くというよりも、理科の実験のレポートを書くことに近いのではないかと思う。
これは私が独自で編み出したというものではなく、以前から「読書感想文必勝法」などとして一部では知られていた方法だ。
著名人の中にも、こうした方法で読書感想文を書いていたという人が少なくない。記事の中で紹介しているのも、書評家の三宅香帆さんや脚本家・映画監督の三谷幸喜さんが実践していた方法である。
それでも、まだ「知る人ぞ知る」内容であるらしく、昨年の夏にも
「記事のおかげで、我が子がスラスラと読書感想文を書けました」
といった感謝の声をいくつかいただいた。
そこで、今年も夏休みの前に紹介をすることにした次第である。
この方法を広めることで、
「読書感想文のせいで読書が嫌いになった」
という笑えない話を日本中から一掃したいものだ。
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