MacBook SE、3月登場の噂?
かなり怪しい噂だと思っていますが、廉価版MacBookと位置付けられる「MacBook SE」の話がふたたび出てきました。
あってもおかしくないけれど
今回も、情報の出所はYouTubeの「Matt Talks Tech」ch。
今回は「3月に出る」といった具体的な日付が出てきたのと、「MacBook Pro M4が出てから」という怪しい条件が消えました。ただし、タイトルの末尾に「?」を付けることで、出なくても責任は持てないよという姿勢をとっています。
あきらかに、どこかで噂話をコントロールしている人物がいて、この嘘っぽい噂を何回も流しているようで。愉快犯による犯行に見えます。
廉価ではないその価格はどうよ?
廉価版、廉価版といいながら、699ドル(1ドル=150円換算で10万円ちょっと)はお安くはないですし、どうせその価格はRAM 8GBの構成のときのもの。いくらメモリ使用効率のいいApple Silicon Macといえど、16GBないとまともに使えません。
実は、この「MacBook SE」のみどころは価格ではなく、重量だったりするのかもしれません。かつて出ていた12インチのMacBookの重量は、0.95Kg。これをさらに下回るような軽量ボディを……実現できたりすると、かなりインパクトがありそうな気もします。
自分はこの噂を信じるかどうか?
実際に発売されれば、ある程度は注目されることでしょう。
そして、「まともに使える」構成である、RAM 16GB+SSD 512GBの構成を選ぶとMacBook Air M3の方が(価格面で)魅力的で、MacBook Airを選ぶ人が多くなる……とかいう「釣り針」として機能しそうな気もします。
小型軽量のMacとしての需要はありつつも、いまひとつ欲しがる人がいるのかよくわかりません。そんなに安くはないからです。学割を併用すると安いとか、そういう「もう一声」の何かがないと訴求しなさそうに見えてしまいます。
2024年は、かつての「画面サイズごとの製品の住み分け」を崩した製品が出てきそうなので、あってもおかしくはないと思います。ただ、この噂話のスペックを信じるなら、かなり中途半端な存在にも見えます。
半信半疑というレベルを超えない内容だと思います。この話自体の建て付けがあまりよくないというか、あまり夢がないスペックといったらよいのか。
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