見出し画像

エゴン・シーレ展

見に行ってきました。

28歳という短い人生の中で、あれほどの作品を残せるのが正直羨ましかったりします。
エゴン・シーレの作品はどれも奇抜な構図で、色使いも他の作家とは一線を画すような特徴的な作品がおおく、それがかえって魅力的に映るのだから、凄いです。


どの作品も魅力的だったのですが、特に私が魅入ってしまったのは、やはり裸婦画でした。
特に上記の三枚はずっと見ていたいほどでした。
構図、腕、脚の太さなど、淫靡な、それでいて女性的魅力があふれた表現はやはり芸術の一言に尽きます。固い線のように見えて、でも女性のやわらかさが如実に表現されている。女性の体に宿る美というものが、本能的に伝わってくる作品でした。

私も官能小説という文学の中で、卑猥さはもちろんですが、女性本来の美しさ、柔らかさ、それに温かさを表現出来たらなと思いました。
というか表現したい……。
女性の美しさはどう書けばいいんですかね?
永遠の課題です。

やっぱり美術館という場所はやっぱり美しいですね。
創作の活力があちらこちらにちりばめられています。
創作意欲もわきゃわきゃ湧いているので、冷めないうちに文章に落とし込みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?