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私はBoysを通して「私」を見ている【BOYFRIEND全10話感想】

あの緑色の番組を見終わって、気づいた。
Netflix「THE BOYFRIEND」全10話を見終わって。
私は、Boysたちを通して、「自分の姿」を見ている。

リョウタのように、送らない方がいい時にLINEで思いをぶつけたことがあった。
ゲンセイのように、相手が思いを寄せてくれないと分かっていても、好きになったことがあった。
シュンのように、前の人と比べたり、相手を試すようなことをした。
ダイのように、思いを素直に伝える信念を持ったことがあった。
イクオのように、周囲のお節介したくなってお節介する時があった。

カズトは、モテすぎて共感できなかった。
あと自分、車の運転させられすぎやで、ほんまに…腰大丈夫そう?

でも、彼の「自分がいなきゃダメかもって思う人のことを、好きになる」
という発言は共感できた。

※私のiPhoneのメモ欄にメモをしながら見た。
以下の、メモがある。

・なかなか相手にされないゲンセイさんに、心が、痛む

・デート前に、みんなに身支度させるの、やめない?

・イクオという名前の、「力強さ」

・わざわざカズトを呼び出す、リョウタの・・・

・シュンを見てカワイイと思える、ダイの「懐」は大富豪

・ダイくんの笑顔が見たい

・リョウタ、LINEやめときなよ….リョウタ、やめときなよ…

・ゲンセイ限定のカフェモカ….カズトには作らないで….



シュンに対する思い

私は、テレビを見ながら、テレビに向かってこう言っていた。


「シュンちゃん、あんたね、マジで意味わからんて…..それ、選べる立場にいる人間の発言と態度やんけ、ウチな…もうちゃぶ台ひっくり返しそうになったわァ….」
とは言いながらも、


私の中に、シュンはいた。


シュンのように前の人を引きずってしまう。
私も、前の人を正直引きずっているから。

「前の人から与えられた愛が大きすぎた」という発言があった。
だからもうステディな関係しかいらない、傷つきたくないと。

私も、本当にもう傷つきたくない。
シュンは、だからなかなか踏み出せないのだ、だからそういう態度なんだ、と自分の中で理解できてから、共感するようになった。



エピソード8で、シュンが不機嫌になるシーンがあった。
ダイとコーヒートラックに行きたくない、
「めんどくさい」と言う発言があった。

それを見て、テホン先生が諭した部分があった。
今回の番組で、このシーンが、いちばん素晴らしいと思った。

以下、そのシーンである

シュン「まあ、僕がごめんねって謝ってないから
僕が謝る理由…ない気がして。
ショック、傷つけたのはまあ悪いけど、
手あげなくてもいいじゃん。」

テホン「正論で言うと、そうだよね。
でも、(手を)あげなくていいのは
変わらないけど、
シュンも、悪かったなって思ってたじゃん
選択肢はあるけど、相手は傷ついているだろうって思ったじゃん。
その時は、正論は、後でもいいから。
今はそこじゃなくて。」


シュン「(やっぱり自分が)悲しませてごめんねって(言う)」

テホン「今度一緒に行こう、みたいな」

ここが沁みた。それは私の心の傷にも沁みた。

私も、彼に対して彼が悲しむようなことをしたことあった。
でも、私は謝ったものの、「でも私は悪くないから」というスタンスで、彼に接したことがあった。だから、悲しませてごめんという態度で、もっと思いやった気持ちで接すれば良かったのだと思った。
でも、過去を悔やんでいても仕方がないから、私は前を向いて生きていくしかない。


最後に一言だけ言いたい。

Tシャツ着て、とかめんどくせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ちゃぶ台ひっくり返す音)



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