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【大人リアル】都会ゲイの「遊ぶ」と地方ゲイの「遊ぶ」の違いを探る【実践編】

「遊ぶ」って、何ーーー?

私が地方から、都会に出てきて驚いたのが、
「都会って、大人の男2人で昼に遊んでもいい場所がこんなにあるんだ…..!」ということ。
(※あえて遊んでもいいという表現を使っています。実際は、誰が何をしようと問題ないはずなのですが)

そこで今回は「大人の男性2人が遊ぶこと」、ゲイでいえばいわゆる「リアル」のあり方や、都会と地方の違いを探ろうと思います。


✍️この記事はnakamuraが書いています。(https://twitter.com/am0ch

<1>都会ゲイの「遊び」とは・・・?

夜は居酒屋とかに行けばいいけれど、昼に遊ぶ場はその人の好みや周辺環境によって、多種多様。

例えば、都会には大人の男性2人で昼間に手軽に遊べる場として
「リアル脱出ゲーム」とか「シーシャ」とかがある。(これらは2人限定ではないが)これは、なかなか地方部にはあまり多くない遊びだと感じる。

※「地方ゲイ」と「都会ゲイ」の定義については前回の記事をご参照ください。三大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)以外を地方ゲイとさせていただきます。

カフェ、シーシャ、サウナ、ボルダリング、映画・・・
都会ゲイには、大人の男性に対してさまざまな遊びの場が提供されているように感じる。

そして、ゲイにとってありがたいポイントとして、
都会では「男性2人でいる光景」をよく見るので
肩身の狭い思いをしなくて良いのかもーーーと思っています。

一方で、「どこに行っても混んでいること」がマイナスポイントかもしれない。そしてあらゆる楽しい体験は、基本的には「予約」をしないといけない、という動きにくさもある。


<2>地方ゲイが「男2人」で遊ぶということ

私が住んでいた東北地方の人口が少ないまちでは、
男性2人が遊んでいることに対し、抵抗感を持つ人がいる。
(※この感覚は都会出身都会育ちの人には伝わらない部分あるかもしれませんが…….)

地方部では、土日に人が多くいる場所のメインは「家族連れ」がメインのような気がする。もしくは男女カップル、男女カップルーーーーー。
(そしてなぜか、女性の複数人は多いが、男性の複数人は少ない)

なんとなく、男2人の肩身が狭いかも……

そして地方については、早くに結婚する男性が比較的多いので、
独身男性はあまり外に出てこない印象がある。(おそらく、見えてこないだけなのだが!)
そもそも、ノンケ男性はどうやって遊んでいるんだろう・・?と思ったりする。謎。私自身、「その場所に男2人で行くなんて」って言われたりしたこともある。


<記事更新後追記>
というか、この問題の本質は「未婚率の高さ」だろうか。

地方部では未婚率が低いこと、家族連れが多いこと、
都心部では若者が多い分、男性2人組が目立ちにくいこと、というところが
肩身の狭さ問題につながっているのだろうか・・・

では、ストレート男性はどう遊んでいるのかーーー。
私はゴリゴリな体育会系企業にいたのですが、
周りのストレート男性は風俗に行くとか、酒飲むとか、ゴルフに行くとかを遊びとしていました。
そしてこれらは基本、3人以上の複数人で行われる(ノンケは男性2人で会わない傾向にある)



しかし、地方ではゲイが遊べない、なんてことは決してない!
むしろ、地方ゲイだった頃の方が、遊びに制限がなくて楽しかったもしれない。楽しい遊びがさまざまな選択肢から選べる。

まず、車があればどこにでも手軽に行ける。「車移動」を軸にした遊びが展開される。例えば、地方ゲイが遊ぶといえば(これは偏見を持つ私の個人的な偏った偏見です)ドライブとか、温泉に行くとか、大きなイオンに行くとか。規模が大きいものもあれば、都会でも楽しめるスーパー銭湯、ゲームセンターとか、本当に幅広い遊び方ができる。偏見として、地方ゲイの「カラオケ率」は比較的高い。


<3>では私は・・・?


私は「車を持たない地方ゲイ」として5年ほど社会人生活を送りました。車を持たなくてもなんとか生活はできる都市にはいたので。
(しかし映画館は無かった!)

そもそも私は、人口が比較的少なめな地方都市で育ったので、元々、小学校時代や中学時代は遊ぶところなんてなかった。だだっ広い田んぼがあり、でかい国道の周りにチェーン店があるだけ。
公園でサッカーをするか、野球をするか、ぐらいしかなかった。そんな中で私はドラッグストアと100円ショップを巡るのが好きな男子中学生だった。それぐらいしか娯楽がなかったから、何か面白さを見出すしかなかった。

あるツイートで、「なにか面白いこと」にアクセスするには親に車を出してもらう必要があった、というツイートを見たが、まさにそれ。
親の許可がなければ面白いことにアクセスすることができない。


<4>実践編「もし、岩手の駅で車なしリアルすることになったら・・・?」

  • 言うは易し、行うは難し。


結局のところ、どんな場所でも工夫すれば楽しめるはず・・・!
と言うのが今回言いたいことでした。

そこで今回は実践編として、リアルの難易度がやや高い駅で集合して、「車なしでどこまで楽しめるか?」を考えたいと思います!!

①東北本線JR前沢駅(岩手県奥州市前沢・リアル難易度★☆☆☆☆(1))

ここは難易度低め。なぜなら、近隣にイオン前沢店があるので。
フードコートで時間をつぶせば攻略できる。
そして15分ほど歩けばお物見公園がある。ほぼ完璧です。

②JR陸中折居駅(岩手県奥州市水沢真城・リアル難易度★★★★☆(4))


なんと無人駅!駅周辺には一面の田んぼのみ。

※このリアルのモデルコースはお散歩好きな方におすすめ!

駅舎は、木造平屋建て約25平方メートルとコンパクト。

とんでもねえ距離を歩くぜ・・・

・駅舎でおしゃべり
まずはここの無人駅でおしゃべりでもしましょう。
田んぼに囲まれた空気を味わい、リラックスして過ごせるはずです。

・神社めぐり
周辺には神社が複数あります。
おすすめは徒歩17分ほどで行ける「古城熊野神社」。パワースポット巡りはリアルの定番ですよね。「こんなこと願ってるんだ」と会話が弾みそうです。

・徒歩38分の洋菓子店E(仮名)でケーキをテイクアウト
はい、歩きますけれども、カフェで時間を潰すよりは、健康的ですよね。こんだけ歩いたらケーキ悪くなりそうだけど。

・リアルの最後は産直で!

美味しい地元ならではの農産物や加工食品が楽しめる!

とんでもない距離を歩きますが、
日々のリアルに退屈した方は是非、陸中折居駅へ!


Podcastもやっております。


この記事を読んで何か思うことがございましたら、
お便りでお送りください。
Podcastで読ませていただこうと思います。

「遊ぶって何?」という話をお友達のVAJAさんとおしゃべりした配信回があります!よければぜひお聞きください


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