#24 Choi's Artist② -GRAPEVINE-
#なかじのじかん 、今週もよろしくどうぞ。
さて先週に引き続き、Choi's Artistの続編です。
前回はbob schneiderという海外のアーティストだったので、今回は国内のアーティストをピックアップします。
(前回の記事はこちらから→ https://note.com/14031403/n/n94c301701513)
ちゃんと意識的に聴くようになったのは、15年以上も前になります。(わお…思った以上に長らくファンしてるな)
大学生の時にシングルを購入してからずっとになるので、飽きることなく(全然飽きないアプローチですから)聴き続けていますね。
初めてGRAPEVINEを聴いたのは、何かの音楽番組で「風待ち」という曲を演奏していて、何か自分の中でしっくりきたのを覚えています。
アルバム発表→ツアー、というまさにバンドにとって王道な活動をずっと続けている、数少ないバンドじゃないかな。
今の時代、テレビを始めとし、Web限定シングル・アルバムとかそのアーティストしか成せない独特の演出で行われるライブやツアーなど、レコード会社もあの手この手でアーティストの魅力や価値を最大限にアピールし、パフォーマンスすること、デジタル特化したサービスなど形を変えて音楽がビジネスとなっている中、GRAPEVINEに至っては、ディスクでの販売をしているし、(発売した最新作まではとりあえず)無闇に飾り気がない、あくまでシンプルなライブをしている。
でもそこがまたいいのかも。
GRAPEVINEのメンバーも音楽を楽しみ、音を奏でにライブをしているわけで、ファンもGRAPEVINEの楽曲を、演奏を同じ空間で聴ける喜びを味わう。うん、シンプル。シンプルイズベスト、ここに極まり、という感じですね。
個人的には一年中ムラなく聴いている、ある意味、
「居心地(聴き心地)がいいバンド」です。
前回と同じく、僕がお気に入りの曲を5つ紹介していきます。
実際、5つでは収まるわけがなくて、アルバムの曲の中にも良曲やファンの中では密かに名曲とされている曲もあるんですが、MVがなかったりするのもあるので、個人的チョイスで紹介させてもらいます。
「風待ち」
上記でも書いたように、僕がGRAPEVINEを知るきっかけになった曲。
この動画ではシンプルに弾き語りなのですが、弾き語りでも似合うし、バンドスタイルでも◎な曲。とても柔らかい曲という印象で、懐かしさやわずかに哀愁も感じる曲です。
「会いにいく」
GRAPEVINEが何となく音楽業界で(特にバンドをしていたり聴いていたりする人々の中で)、受け入れられた!と思った曲。受け入れられたなんて大変おこがましく失礼なんですが(笑)、広く認知された感じがした曲だったんじゃないかな。
これ以前はどことなくマイナー感があって(ファンにとってはそれでもいいんだが)、メロディーにしても大衆に受け入れられそうな匂いがしたのを覚えています。
実際、メロディーもキャッチーでいい曲だなあとすぐ分かる曲です。
MVも多分初めてストーリー仕立てで、役者さん起用してるし、まあとにかく、世間に認知された一曲。
「光について」
この曲は前々からあった曲でしたが、ライブで必ずといっていいほど定番に演奏される曲になったり、上の動画のように、幾度と演奏されているGRAPEVINEの代表曲であります。
発売したシングルバージョンでも、エモーショナルで力強い楽曲です。近年、ボーカルの田中さんが目に見えて進化し続けているので、オリジナルもいいですが、最近のライブ版で歌う光についてもかなり良いです。完全にいい意味で、曲を田中さん自身が手玉に取っていて、表現の絶妙さに震えるほどいいという感覚ですね。
「エレウテリア」
この曲はシングルの二曲目に収録されていました。
しかし、これはどう考えても二曲目に甘んじる曲ではないほどいい曲なんですね。
エレウテリアの意味は、ギリシャ語で「自由」。
GRAPEVINEは曲名もそうですが、歌詞がとても詩的表現だったり、例えが斜め上だったり、とにかく独特の世界観。唯一無二とも言えますね。
動画は、シンガーソングライターの阿部芙蓉美さんとのコラボでメインボーカルも阿部さんがしています。
阿部さんの囁くような歌声にマッチしていてこれはこれで最高ですが、本家バインバージョンも聴いてみて下さい。
「すべてのありふれた光」
最後にこの曲。
最新アルバム「ALL THE LIGHT」のラストを飾る「すべてのありふれた光」という曲。
この最新アルバムは全ての曲が素晴らしいんですが、最後にこの曲で心持っていかれました。シングルとしてもおかしくない隠れ名曲。間違いない。
超絶オススメ曲。一度聴いて見れば分かります。
そんなわけで。
ざーっと紹介しました。
GRAPEVINEは今回の楽曲以外にも本当に沢山のいい曲があり、
様々な表現を魅せてくれます。
ここ5~6年の様子はまさにオンリーワンですね。
もし興味があれば聴いてみて下さい☝️
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