28分業
すべての
仕事は
自分でやるべき事
本来
自分自身が
行わねばならぬ事で
自分以外の
だれかだけが
代わって
やるべき仕事など
存在しない
解説要約)
本来
自分でやるべき事を
だれかが
代わってやってくれる
これに
感謝せぬ者が
いるだろうか
解説)
本来
自分でやるべき事を
だれかが
手伝ってくれる
だれかが
代わってやってくれる
しかも
自分で行うより
早く、上手に
時に無償で
時に有償で
ここに分業の
意味がある
本来
自分でやるべき事を
だれかが
手伝ってくれる
だれかが
代わってやってくれる
“ありがたい”
という以外に
どう
言えば良いだろう
逆に
これはわたしの
仕事ではない
あいつがやるべき事
それをやらないことに
憤りを感じる
腹立ちを覚える
こう感ずる人は
天国が地獄に
見えている
これは妻の仕事
これは夫の仕事
これは…
だが
そのような仕事など
本来
存在しない
ただ
勝手に決めた事
自らで決めたと
思い込んでいる事に
縛られ
線引きし
柔軟性を失った
心は
相手を
傷つけていく
すべての事は
己、自らが
行うべき事
食事を
だれかに
代わってもらいたいと
思う人がいるだろうか
愛する事を
だれかに
代わってもらいたいと
抱き合う事
笑い合う事
安心して眠る事
わたしである事を
代わってもらいたいと
思う人がいるだろうか
そして
そういう事を
心置きなく
自ら行うために
がんばって
少し嫌な仕事を
こなしていく
苦手な事に
力を注ぐ
やらればならぬ事に
心を砕く
そういう
本来
自分でやるべき事を
だれかが
手伝ってくれる
だれかが
代わってやってくれる
そういう事に対して
“ありがたい”
という以外に
どう
言えば良いだろう
ここに
「有り難い(ありがたい)」
「ありがとう」
の言葉が
自然と
あふれてくる
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