12普遍妥当性
私が正しい
正義なのだ
普遍妥当性を振りかざそうと
絶対性を持ち出そうと
互いの譲り合わぬ正義は
抗争となる
個人の信に踏み入れる者は
いない
この意味において
普遍妥当性は否定される
解説要約)
普遍妥当性の普遍性は
やがて否定され
選択事項となるべく
運命づけられている
だが
普遍妥当性の基(もとい)とする
最基底の根拠が実感が
同一なのである
解説)
Fictionとしての”神“ではなく
思考停止を止め
自らの身体と心をかけた
悟りの当体(とうたい)を実感し
互いが主張する普遍妥当性をそのままに
異なると一見されるものを
そのままに重ね合わせた世界として
受け入れ
「一即多多即一」としてある
実感を得る事
わたしは真理としての
普遍妥当性を実感し
信じている
しかし強要することはない
説明する事があっても
あなたの信に立ち入ろうとは思わない
が、もし、普遍妥当性を共に成そうとして
賛同するものたちは
共に歩まん
さて
抗争は
終結するか