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12(もの)

本当に必要なモノって一つだけで良いよな、と思い始めました。
ミニマリストになるには程遠いけど、モノへの執着を手放したい。

ひとりっ子で、幼い頃は病弱だったのもあって周りに甘やかされていてなんでも買ってもらえた。
特に本に関しては駄目だと言われたことは無い。漫画も辞書も全集も大人が読むような難しい本もなんでも買ってもらえた。その点にだけは本当に両親に感謝している。

ただ、この年齢になって気付いた。両親共に整理整頓が苦手だったのだ。机の上にも床の上にもモノが散乱しているのが当たり前の光景だった。ちなみに祖父母の家も同様だ。
家が広いから片付けなくても困らない、と宣ったのは同じく汚部屋に住む親族。たしかに実家でモノが多くて足の踏み場がない、と思ったことはない。それにしても整理整頓のDNAが存在していなさすぎではないか。

自分も片付けられない性質ではあるが、先日家の中にある確実に必要ないと思うモノを思い切って捨ててみた。断線した充電ケーブルとか、もう使わない古い化粧品など、ゴミ袋一つ分しか捨てていないので、部屋の様子が大きく変わったわけではない。
しかし、不思議と私の心は清々しかった。
少しだけミニマリストになる人の気持ちが分かった。部屋を整頓することで思考を整頓することが出来るという新たな発見だった。
これからも続けていこうと思う。

それではこの辺で。

本日の執筆BGM
Fighter/Trignal

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