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18(ふく)

服にこだわりがない、という話を他人としていた。
そこで気付いたこと、そもそも普段から自分が好きな服を着ていないのだ。

見窄らしくなくて、自分の体型に合っていて、他人から嫌な顔をされない、それを念頭に服を選んでいた。
大切にしなければいけない要素の「自分がその服を好きかどうか」が抜け落ちていたのだ。

でも、好きな服なんて長年考えていないから上手く思い浮かべられない。と伝えると「絶対にしたくない格好と、見ていて好きだなと思う服はある?」と聞かれた。
そう考えると、少しずつ浮かんできた。
パーカー、ジーパン、スニーカーみたいなスポーティな格好は中学生にしか見えないし、近くのコンビニに行くだけのイメージが強くて気合が入らないから嫌いだ。
襟付きのブラウス、プリーツスカート、リブニットやシフォン素材の服は体型が綺麗に見えるから好きだ。色味はなるべくパステルカラーがいい。派手な色は目がチカチカして嫌いだ。

自分がこんなに服に対してこだわりがあったのか、と驚いた。
幼い頃は親が似合うと言った服を着ていたし、学生の頃も常に好きな人の好みの格好にファッションの系統を変えていたから、自分のために服を着ていたことがなかった。
新たな発見が出来た日でした。

今日はこの辺で。

本日の執筆BGM
fake star/平井堅

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