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【妄想ライオンズ100】 エースで奪首!じゃなくて、最下位脱出!

 昨日は機能した打線が、中村いず、いじったところで機能しなくなり、苦しい打線。例によって、緩急とコントロールを使う投手を打ち崩せず、なんとか岸の値千金のホームランで1点リード。

このモヤっとした展開を、今日はエースとキャプテンとクローザーが勝ちに結びつける。

エースは、交流戦、De NA、ヤクルト、広島と対戦し、ヤクルトにはしっかり投げれたものの、DeNAと広島には、しっかりと打ち込まれ、結局勝ち星を得ることができなかった。その間、チームは、連敗を重ね、最下位へ転落した。

チームは7連敗の後、2連勝中。今日勝てば、5位に浮上する。自身の連敗も止めることになれば、一気に浮上の波に乗ることができる。

初回からストレートは150キロを超え、多少ボールは浮き気味も、フォーク、カットボールに、縦スラを駆使して、楽天打線を翻弄する。今日は、力でねじ伏せているというよりは、翻弄している、というのが正しい。

そこまで調子がいいわけではないなか、楽天打線も湿りがちなこともあり、スイスイと中盤へ。

そんなか、大きなポイントとなったのが6回。
ライオンズは、1アウト満塁のチャンスをふいにしてしまった後、モメンタムが楽天に移りそうなところ、その裏の楽天の攻撃は、全てショートの源田が捌く。
1人目のゆるいゴロは直前で少しイレギュラーしながらも正確に。辰巳のフライは、レフトの前にポトリと落ちるか、、と思ったところを、源田が一直線に斜めに下がり、半身でスーパーキャッチ。最後の正面のゴロは、軽やかに、リズミカルに処理をする。
まさに、守備で流れを引き寄せた、というところだった。

7回、8回と、共にランナーをスコアリングポジションまで持っていかれるも、最後はなんとか、後一本を打たせない。あるいは、まだ、ボールに力があって、土俵際で堪える。

打線がエースの力投に報えない中、結局は、たったの1点、虎の子の1点を守り切り、最下位を脱出する。

決してまだまだ、支配的な投球ではない。終盤にかけては、ストレートで押せなくなり、変化球で交わすことが多くなった。

それでも、昨日は打線が投手陣を救った。今日は、エースである自分が、打線の拙攻を助ける。1点あれば、1点くれるならば、勝ってみせる。そんな強い気持ちを感じる投球だった。

投手陣がイマイチな時、打線が奮起。打線が繋がらない時、エースが奮起。チームがそれぞれ助け合いながら、勝ち星を拾って3連勝。

さあ、今季初の3連戦3連勝へ!明日は、隅田を打線ががっつり援護するはず!

#seibulions #高橋光成


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