【妄想ライオンズ95】祝!初サヨナラ!
分厚い梅雨空に覆われたライオンズの打線は、今日も重苦しかった。涌井の制球の良い変化球と、往事を彷彿させるストレートに翻弄され、ランナーを出せども返せない展開は、まるで昨日の続きを見ているよう。
その流れに、少しだけ風穴を開けたのが7回。川越のヒットに代走が長谷川。二死二塁から、源田が、相手の守備位置を見定めて、ガラガラの1−2塁間にしぶとくゴロを転がす。 代走の長谷川は、打った瞬間にすでに、ホームまで走ることを決めていたように、一縷の躊躇もなく高速でホームを駆け抜ける。まる