直後寒くなる気がして追いシャワー
直後寒くなる気がして追いシャワー
どの店のTUCだ
厨房からの失礼しましたの方がデカい
最後白い方で終わったからやや薄いコーラ
蛇口からぽたぽた落つる誰かいたの音(ね)
韓国料理屋から薬局ブレスケアまでの導線
飲み始めた途端トイレ行きたい
自分より若い人が新聞読んでる
"例え"のコーナー
【白】
歩道橋を手で触った後のような
屋上のパラボラアンテナのような
夏の訪れ感じさせる入道雲のような
1年生のワイシャツのような
新庄剛志の歯のような
ウタマロで洗ったかのような
凍った池に入ったヒビのような
隣の席の子にもらったルーズリーフのような
【黄色】
古い本の側面のような
地方球場の両翼に立つポールのような
校庭に生えていたセイヨウタンポポのような
カレーに浮いた脂のような
自販機のディスプレイのMATCHのような
霜降り明星の漫才衣装のような
今にもちぎれそうな輪ゴムのような
図書館のジャンル分けのための板のような
新コーナー「例えのコーナー」を始めました。「ーのような」の後にその時々のテーマを入れて読んでください。そして是非、あなたの「例え」も教えてください。(これは僕が自由律俳句を始めるきっかけにもなったせきしろさんの著書「たとえる技術」に載っているアイデアです。)
ポイントは例えたい!と実際に思った情景を想像することです。目の前にいろいろな”白”が現れた場面をまず想像する。その白が清潔感としての白なのか、使用感のない・サラピン感としての白なのか、人工的なものとしての白なのか…その場面まで想像できたら今度は異なる文脈で登場している白を”例え”として引っ張ってくる。こうして考えてみると白はどこにでもありそうでその実、人間が白くしよう、という魂胆で染めたものであることが多い気がします。使い続けてたら嫌でも白くなっちゃうみたいなのものってあるかな…
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