始まった、2023
明けましておめでとう御座います。
フォロー頂いている皆様、本当に有難うございます。
昨日、2023年始まりましたね。
年末年始は人並みにバタバタしていた。
双極性障害と診断されてから約4年、フルタイムで仕事を送る様になってから1年。
只々、慌ただしく過ぎた。
あっという間だった。
色んな事が変わった。
世の中も、自分も。
双極性障害と診断される前まで、自営業で昼夜関係なく、その日その日ね売上と支払いのお金に追われる日々から、精神崩壊、経営破綻、入院、連続にわたる自殺未遂、多くのものを失った。
人間の怖さも知った。
極度の対人恐怖症から、3年近くは人とまともに付き合う事が出来なかった。もう誰も信じられなかった。何度も自分が馬鹿だと自責し、なぜこんな人生になってしまったのだろうと、家から出る事もなく、息子以外とはほぼ会う事も連絡を取る事もやめた。
自己啓発本を漁り読み、
得たものはなかった。
人生に答えはないと、悟った。
誰もが自分より上に見えた。
だから、とても苦しかった。
自分なんて、
自分なんか、
その言葉が頭を埋め尽くした。
あれだけ社交的で、いつも人に囲まれ、明るく、バリバリと仕事をしていた自分が幻の様に感じた。
一昨年の秋、生きるのが苦し過ぎてODした。
もう、立ち上がる事は出来ないと感じた。
医師からは年末一杯、自宅療養と訪問看護をする様に指示された。
ODで暫くは意識も朦朧とする中、不安と生き延びてしまった事に複雑な気持ちだった。
昨年、年が明け、
なんだか、このまま人と接する事をやめてしまったら、もっと地獄に感じる日々が死ぬまで続くのではないか、誰の為でもなく、失敗してもいいから、何かしようと、とりあえず何故か仕事の求人に応募したら、あっさり決まってしまった。
それまで外に通院と食料品の買い物しか出れなかったわたしが、
その期間に散々人に嫌われて、わたしは頭がおかしいから誰もわたしとなんか接したくないだろうとも思っていたわたしが、
だったら、それまでの自分を知らない世界に、ほんのちょっとでいいから、外に出てみよう、
そう思い始めてから、決まった仕事。
短期間だから、無理なら辞めればいい、その位の気持ちで始めたのと、まだ自分を諦めてはいけない気がしていた。
そんなきっかけから、仕事をする日々になった。
嫌な人もいた。なんでこんな事するんだろうと、怒りを覚える人もいた。
嫌になる事はたくさんあった。
でも、なんとか1年経った。
何年振りだろう、
家族以外の人と笑いながら正月を迎えた。
あれから、もうすぐ4年か、
そんな風に感じた。
長かったし、辛かったし、死にたくなったけど、
何者でもないわたしが、わたしでいいって、ほんの少し、ただ笑える日がくるなんて、あの頃は思えなかった。
ひたすら出口のない暗闇を彷徨っていたから。
もう大丈夫、とは思えない。
けれど、約4年前とは変わったわたしがいる。
今年も色々あるだろう。
ま、いっか。
また、何年後かの自分がこの記事を読み返した時に、そんな事もあったなって、笑える日がくるといい。
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