陶芸をはじめるきっかけ、3つ!
陶芸をはじめてみようかなあ・・・
陶芸って、むずかしそうだなぁ・・・
と、思っている方へ、
はい、むずかしいです!
それは、なぜか・・・?
「正解がない」からです。
これこそ、究極のむずかしさだと思いませんか?
もう一度いいます。陶芸に・正解は・ない!んです。
「泥団子」は、どんな形になっても、それが、正解なんです。
ただし、基本的なことは、少し、おさえておこうと思います。
①手先が、器用か、不器用かは、関係ない!
②他の人と同じはイヤ!
③すぐできる事と、時間をかけなければできない事があることを理解する!
そんなの、なんにでも、当てはまるじゃんって、
それは、そうなんですけど、すこし、解説させてください。
まず、手先が器用かどうかは、関係ありません。
これは、本当です。
自分が、そうだから。
自分は、美術で、1を取ったこともある典型的不器用なヤツなんです。
例えば、
すごく、大胆な事ができる人がいます。
すごく、細かい事が、得意で、器用な人もいます。
つまり、大胆な人は大胆に、細かいことが好きな人は細かく器用な作品に仕上げていいんです。
不器用なら不器用なりにゴツゴツと、器用な人は器用にシャープに仕上げればいい。
その方法は、学ばなければいけませんけど・・・
時には、大胆な人が、細かいことに挑戦してもいいし、細かい事が得意な人が、突然、大胆な作品を作ってもいい。
それは、作った人の魅力「時には、こんな作品も、つくる人なんだなぁ」と、言う、作風のギャップ、作り手の幅になります。
いろんなことに、挑戦できる。
それが、「陶芸には、正解がない」と、いう意味です。
次に②他の人と同じがイヤだと言う人は、陶芸に向いているという話ですが、①と、内容が、少し、かぶりますけど、人は、他の人と同じ物を好む傾向があると言われています。
「それ、可愛い、わたしも欲しい~」って、いう、同調の、あれです。
それと、同時に、「わたしは、それと、違うのにしたいわ」っていう感情も、必ず、どこかに芽生えることもあります。
専門的に解説はできませんが、それらは、感情だから、どんな時でも、だれにでもあることです。
陶芸では、それが、強ければ強いほど、個性的な作り手になれると思います。
「あの人が、あんな感じなら、わたしは、もっと、こうしたい」とか、
「あれと、これを混ぜたらどうなるんだろう?」とか・・・
好奇心のおもむくまま、工夫できる事、
全部、やって、いいんです。
だって、正解なんて、ないんだから
③すぐできる事と、時間をかけないとできない事を理解する。と、言う事は、何かを身に着けようと思った時には、必ずありますよね。
160キロのボールを投げる人は、そうなるまでに、かなりの時間練習したはずだし、今、盛り上がっているラグビー選手だって、時間をかけて、あの場所に立っているはずです。
陶芸でいえば、たとえば、「窯たき」。
一度、火をつけたら15~20時間は、かかります。まあ、ほぼ一日です。
「土」は、急激な温度変化に弱いですから、どうしても、ある程度、時間をかけないと、高温で、焼くことはできません。
でも、最近は、電気で制御できる窯もありますから、スイッチだけ押せば、あとは、自動で焼いてくれたりもします。
でも、自分は、窯たきは、「大人の火遊び」だと、思っているところがあって、(意味は、大きく違いますが)
その時間って、時間はかかるけど、「あ~焼けてるなぁ~」って、子供のころのキャンプファイヤーの時のような感じで、結構、好きな時間なんです。
少し、長々と書きすぎましたが、この、3っつの事を読んで、ちょっとでも、興味を持ってはじめるきっかけにしてもらえたら、うれしいです。
また、更新します。
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