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発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート

どこかの本屋さんで見かけた?のかな?がきっかけで、気になった本

タイトルの通り、著者のななしのういさんがパートナーの方と暮らすために書いているノートの内容にプラスして、発達障害について専門的な解説を、医師の方がされているのが特徴。
ときどきパートナーの方の視点で書かれている内容もあって、
・当事者の気持ち
・パートナーの方(当事者の近くにいる存在)の気持ち
・客観的な第三者の意見(監修の医師の方や、主治医さんの意見)
を知ることができる今まで読んだことのないタイプの本だった。

表紙から思ったけど、「ノートのまとめ方がばちくそにうまくて凄い!!!」
私も手書きが好きなタイプだけど、うまくまとめられないから綺麗なノートを見ると憧れと尊敬の気持ちが溢れちゃう。

自分がHSPだからか、著者さんの苦手なことやこだわりについて共感ポイントがあって「そうそう、そうなんだよーー」と普段感じていることを見事に言語化してくれていて、自分は客観的に”苦手”についてあんまり考えたことがなかったなと気づいた。
例えば、夜に乗る電車が苦手(人工的な光の明るさが眩しい)とか、人混みで感じるいろいろな匂いが苦手(香水・汗・食べ物とか)、洋服の着心地へのこだわり(デザインも大事だけど、化学繊維の触り心地が好きじゃないので、デザイン<着心地くらいの気持ちで選ぶ)とか挙げ出すと結構たくさんあるんだよね。
夫ののび太くんには共感してもらうことは難しいと思うけど、理解はして欲しくてでもそれを「私はこれが苦手!嫌だから避けたいの!」って言うだけだとワガママになっちゃうから、「これに対して、こういう風に感じるから苦手。だからこんな風に行動をしたい」まで伝えられるといいのかなと、この本を読んで感じた。

苦手や嫌いって感情は漠然としたものだと思っていたけど、案外きちんとした理由があるのかもな。
心が健康な時は、それを説明できるエネルギーがあると思うから頑張ってみよう
自分がしんどくならないためにも、苦手リストを持っておくのって大事だもんね


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