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  • 1000字で綴る音楽しりとり

    • 13本

    音楽チャート好きのトコトコ (@djk2___ ) とインディー音楽好きのMMM (@i_76er)による音楽レビュー連載です。 詳しい説明は:https://note.com/djk2/n/n7a2be28a01e5?magazine_key=me71a72bb7a0a

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連載①Phoebe Bridgers ”Scott Street”

“Jesus Christ, I’m so blue all the time” -孤独を歌い生まれる繋がり- 連載のスタートとなる今回はしりとりするものがないので、投稿者であるMMM・トコトコと同年代であり、私が敬愛してやまないPhoebe Bridgersというアーティストについて書いていきたいと思います。 みなさんはある曲が持つフィーリングをどこで認識するでしょうか?歌詞やサウンド、その曲が生まれる背景など様々あるかと思います。 タイトルにも書いたようにPhoebe

    • 連載⑩ Phoebe Bridgers 『Punisher』 多くの出会いを経て生まれた理想的な2ndアルバム

      すっかり更新が遅くなってしまいました。あっという間に9月目前で、2020年はこのまま不思議な感覚で過ぎてしまうのだろうと覚悟を決めている今日この頃です。 さて前回までは2回にわたってFiona Appleを取り上げ、ジャーナリズムとチャートという2つの観点から最新作の考察を行いました。 今回は、そのFionaともコラボレーションを行った私が世界一好きなアーティスト、Phoebe Bridgersの新作について書いていこうと思います。 去る6月、LA出身のシンガーソングライ

      • 連載⑧ PitchforkはFiona Apple最新作の何を評価したのか?

         2020年も5ヶ月が過ぎてしまいました。例年にも増して時間が早く過ぎ去っていく感覚がありますが、みなさんはいかがでしょうか?前回、前々回と今年の一曲をキーにジャンルの振り返りを行いましたが、今回は今年の出来事に焦点を当ててみようと思います。  音楽界では今年もいくつか大きなトピックスが生まれています。 その1つに、PitchforkがFiona Appleの最新作『Fetch the Bolt Cutters』に満点をつけたことが挙げられるでしょう。2010年代中期以降の

        • 連載⑥やっぱりギターロックが好き! 〜The Strokes新作を機に最近のギターロックのおすすめをご紹介〜

          コロナで大変なこのご時世、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 僕はと言えばこんなタイミングで転勤(名古屋→岡山)となり、やっと家の整理もついて落ち着いてきたところです。 家から出られず鬱々とした毎日ですが、そんな日々に活力を与えてくれるのはやっぱり音楽!ということで、4月に入っても次々に素晴らしい音楽がリリースされています。 特に私が嬉しかったのは何と言ってもThe Strokesの新作! https://open.spotify.com/album/2xkZV2Hl1O

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        記事

          連載③ Andy Shauf 『The Party』の魅力

          前回トコトコくんが紹介してくれたBad Bunnyは僕も全く知らなかったアーティストで、ラテン・アーバンというジャンルにもそれほど心惹かれなかったのですが笑、聴いてみると予想していた印象とかなり違い、しっとりとムーディな曲揃いですっかり気に入ってしまいました。特にJ Balvinとのコラボアルバムの中の「La Canción」という曲が好きでした。Justine Bieberの新作然り、現行のアメリカポップシーンでは暗さを持った曲がチャートトップを賑わせているのが個人的に好感

          連載③ Andy Shauf 『The Party』の魅力

          連載:1000字で綴る音楽しりとり 序文(MMM)

          はじめまして。この度尊敬する友人であるトコトコくんとnoteの連載を始めることになりましたMMMと言います。 トコトコくんも書いてくれていますが、私たち2人は普段全く聴く音楽ジャンルが異なります。 僕の音楽リスナー人生を簡単に振り返ると、中学の時にMr.Childrenに入れ込み、音楽雑誌を買い込むにつれて国内のバンドミュージックを聴きあさるようになりました。そのうちASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤さんが紹介する洋楽バンドを聴き始め、アメリカ、イギリ

          連載:1000字で綴る音楽しりとり 序文(MMM)