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こてつ
2023年3月6日 19:31
春日井健(1938-2004)学生時代定型詩に興味を持ち始めて、オーソドックスな短歌や俳句に違和感を感じていた頃に読み始めたのが、寺山修司や塚本邦雄だった。その中でも、春日井健の短歌は独特の輝きを放っていた。三島由紀夫が若き定家が誕生したと激賞したことも覚えている。大空の斬首ののちの静もりか没(お)ちし日輪がのこすむらさき火祭りの輪を抜けきたる青年は霊を吐きしか死顔をもてり火