プレゼントで、誰かを想う
だれかにプレゼントを贈るのが好きだ。
何をプレゼントしようか、考えている時間が楽しい。
でも、どんなモノをプレゼントするかより、
プレゼントを通して何を伝えたいかを考えている。
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プレゼントとは、相手に「心がこもっている」と伝わるモノである。
大学の授業で、ある学生が言っていた言葉だ。
わたしはこの言葉がとても印象的で、
すぐにノートの端にメモした。
なぜ引っかかったのか考えてみると、
「プレゼントの選び方」がいまいち定まらない自分がいたからだと気がついた。
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◎プレゼント選びって難しい。
相手のことを考えて選んでいるつもりでも、
いつの間にか自分が欲しいものを選んでしまっていたり。
用意してはみたけど、わたす直前に
「なんか違うかも」と急に自信がなくなったり。
とにかくプレゼント選びって難しい。
「何が欲しいっていってたっけ…?」
「あの人の好きな色なんだっけ…?」
いざ選ぶとなると、相手に喜んでもらいたいという気持ちが先行して
相手が「欲しいもの」か、「欲しくないものか」で考え始める。
でも、本当にもらって嬉しいかは相手にしかわからないし、欲しいと思ってなかったけど人からもらったら嬉しいってパターンもあるような。
いろいろ考えた結果、迷走してなんかよくわからないものをプレゼントしてしまう…
わたしのプレゼント選びあるあるだ。
◎そのプレゼントで、どんな気持ちを伝えたいのか?
そんなプレゼント選び迷子のわたしに
すとんっと入ってきた言葉が、冒頭のフレーズだ。
大切なのは、相手が「欲しいもの」か、
「欲しくないものか」だけじゃない。
プレゼントを通して自分の「気持ち」が
相手に伝わるかどうか。
わぁ、めっちゃシンプル。
だけど、見落としがちなことをあの学生は教えてくれた。
たしかに、元々欲しかったモノをプレゼントされるのはとても嬉しいと思う。
相手の希望に沿ったプレゼントをすることは素敵なことだ。
ただ、プレゼントを贈るときの要素として
”わたし”が、”あなた”にどんな気持ちを伝えたいのかをじっくり考えてみてもいいのかなと思った。
◎プレゼント = 相手を想うこと
結局、わたしがプレゼントを贈るのが好きな理由は、この相手を想う時間にあると思う。
「今、あなたにどんなことを伝えたいかな。」
そうやってその人のことを考えるうち、
・あなたの、こういうところが好きなんだ
・あなたがしてくれた、こんなことに感謝したい
・あなたのことを、とても応援している
みたいに、自分の想いに気づくことができる。
そして、伝えたい想いが、いっぱい溢れてくる。
プレゼントを選ぶ時間は、相手を想う時間だ。
プレゼントを贈るとは、気持ちを贈ることだ。
わたしはこれからも
あなたに伝えたくて仕方がない想いを伝えるために、プレゼントを贈ろうと思う。
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