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「コーチング」「ティーチング」「コンサルティング」の違い

5/23(木)、法政大学経営学部・長岡研究室のカフェゼミに参加してきた。

テーマは「ロールモデルなんていらない?」
ゲストはキャリアコンサルタントの柴田朋子さん。

その際の話はXでたくさん呟いたので、さて置き。

イベント後に柴田さんとお話しする機会があり、話の流れで、「コンサルティングって、コーチングとティーチングと何が違うんですか?」のような、素人の質問を投げさせていただいた。

帰ってきた答えは、「使い分けます」ということだった。
相手の状態や、年齢によってコーチングとティーチングを使い分け、接するのがコンサルティングだという。

すぐさま、「すごいですね」という言葉が口をついて出た。相手によって使い分けるというのは、かなり高度な技だろうという実感があった。

それは私が後輩の仕事のふりかえりを見ているからだろう。コーチングだけじゃうまくいかず、時間ギリギリになって、ティーチングに切り替えたことを思い返した。

具体的には傾聴と質問だけをしていたところを、「こうしたらいいと思う」という解を提示したのだ。

その他、カウンセリングや心理療法(セラピー)の話もしていただいた。

それまでネットで知識を得た部分もあったので、柴田さんの話と踏まえて自分なりの図を作ってみた。

聞くと話すをどう使い分けるかという話は、柴田さん曰く、「聞いた相手の中に答えがあるか否か」ということらしい。

それを聞いて、自分が自然とティーチングに切り替えた理由がわかった気がした。

まだまだ仕事初めて1、2ヶ月の子が、自分の中に答えを持っていることは結構珍しい。無いものを聞き出そうとしても、出るものはないだろう。

その上で、終盤滑り込みでティーチングに切り替えるのではなく、もうティーチング主体でやればよかったのかと考えると、そうでもなかったんじゃないかと思っている。

新卒入社であっても、バイトや大学での経験はあるし、私がしていないことをして私の中にはない学びを持っているはずだ、という気持ちからだ。

かつ、やはり自分から「これしよう」となったことの方が、続くだろうなという思いもある。自分の中から引き出せた解の方が、価値があるのは実体験で感じている。

「前提はコーチング」を大切に、必要な時にティーチングに切り替えるスキルを磨いていこう。


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