超絶楽しそうなモバイルハウス、乗り物なのか家なのか
せり丸です。
モバイルハウスというものをご存知だろうか?
モバイルハウスの第一人者?と言われているのが、上記の本の著者『坂口恭平』さんだ。
モバイルハウスって何?
モバイルハウスとは、簡単にいうと家でも車でもない、
『車輪がついた家』
と考えてもらえればわかりやすい。
なぜ家でも、車でもないのか?
それは、
日本でいかに安く住むかを法律に触れない方法で考え抜かれた方法がモバイルハウスだからです。
都心で月2万円(初期費用3万円)で住める?!
都内で月2万円で住める?事故物件?
と思いがちではないだろうか。
実はそんなことはない、極論を言うとホームレスは家賃も初期費用もタダだ。
ただ問題があるとすれば、法に触れているところである。
問題はホームレスが住む家にある。家をそこらに勝手に作ることは『不法占拠』になる。だから罰則や立ち退きを余儀なくされる。
動かせない家に住んでしまうと、法律に引っかかる。
そこで、坂口恭平さんは考えた。
『リアカーの上に家を作れば、日本全国に住めるのではないか!』
そこから家でもなく、車でもない乗り物が完成した、それが通称『モバイルハウス』と呼ばれている。
キャンピングカーではダメなのか?
坂口さんがこだわったのは、以下に安く住めるかと言うことだ。『モバイルハウス3万円で家を作る』の中には、家を3万円以下で作成してる。
なぜか手作りしたかと言うと、物事の価値は自分で作ってみないとわからないと言う点だ。
夢のマイホームは35年ローンで2000〜3000万円の価格で売られていたりする。
しかしながら、何にいくら使われているかなんてわからない。
そんな不明確なものに、35年お金を払い続けるのはおかしいんじゃないのと言う理由で、今回のモバイルハウスが作成された。
坂口さんは、家自体は約3万円、作成日数は3日で1人暮らし用のモバイルハウスを作り上げた
月額2万円は何に払うの?
月額2万円の出費は駐車場に当てられる。
都心でも駐車場は2万円で借りることができる。
よく、『まさか住まないですよね』と仲介業者から確認されるそうだが、
では『住む』と言うことはど言うことなんだろう。
実は法律で『住む』ことについて明確に定義されているわけではない。だから駐車場でモバイルハウスで寝泊まりしていても、
”仮眠している”といえば何も問題ないのだ。
文句を言われれば移動すればいいだけの話だし。
モバイルハウスとキャンピングカーの違いは?
モバイルハウスとキャンピングカーの違いは維持費用の額が違うところだろう。
車を維持するのに必要な資金
キャンピングカーにしてしまうと、多額の費用がかかる。
モバイルハウスは、修繕費が必要なくらいだ。他のものは全て無料でまかなえる。
例えば電気でさえも、ソーラー発電で電化製品を動かすことができる。
トイレは近い建物に行けば良い、お風呂は銭湯に行けばいいし、洗濯はコインランドリーだ。
日本は恵まれている環境なので、こんな芸当ができるのでしょう。
場所によってはフリーwi-fiが飛んでいたりする。ネットすら無料かもしれない。
まとめ
都内で2万円(初期費用3万円)で住もうと思うならあなたへ!
・ホームセンターで資材を集めて家を作る(約3万円)
・都内で人目のつかない駐車場を借りる2万円/月
・クレーム・災害等が来たら移動する
上記のプロセスでいとも簡単に上京することができる。w
都内は家賃が高くて敬遠されがちだが、意外と方法はあるものだ。
坂口さんも『やってみれば大体できる、大家さんに交渉すれば立地のいいところも半年間無料で住めたりする』と本の中で言っている。
家という概念や、定住という概念を壊してみれば新たな世界が広がるかもしれません。
近々都内のモバイルハウスを見に行きたいので、ぜひ誰か一緒に行きましょ!
ここまで読んでいただきありがというございました!
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