【替え歌】Tabetel Buzu
たどりついた小さなベッドの上で僕らは食べる
今日という日がまた消えてゆく
重ねてもはみだすカルビ
安い石鹸のように磨り減らし
ひとりじゃないから
汚れながら食べてる
肉に寄り添い アイツも焼くよ
タレ降りそそぐこのバーガーだけが
僕らを撫でてくれる
勢いないぬるいカレーでタン塩洗い流して
ただの独りよがりの夜食
美味しい肉(もの)だけを愛した君は
それでも僕といるね
ひとりじゃないから
忘れながら食べてる
カルビのよな思い出が夢に出て
こらえきれずに焼き始めてた肉をまた食べてみる
ひとりじゃいられないなら
奪いながら食べてる
何も返せるものは無くても
冷たい君が肉を奪って
僕は金抱き寄せる
明日は何処へゆこう……
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