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サラリーマンから行政書士を独立開業して上手く軌道に乗せるコツ


独立開業をおススメはしない

前提として、現在良い企業にお勤めでそれなりの給与をもらっている方に、行政書士資格を取得して独立開業するのは、おススメしていません。

独立開業には、当たり前ですが大きなリスクを伴います。
働きやすい会社でそれなりのポストと居場所があり、安定した所得があるのなら、あえて独立自営という道を選ぶ必要はないでしょう。

「今の仕事が面白くない」、「やりがいが欲しい」という声をよく聞きます。若くてやり直しがきく年代なら、一度独立してみるのも良いでしょう。

しかし、日本の転職市場は以前よりマシになったとはいえ、まだまだ35歳を越えて良い就職先を見つけるのには、何らかのスキルや専門性が必要になる傾向があります。

今の職場の中で面白さややりがいを見つけていくほうが、現実的かもしれません。
また、仕事ではなく趣味でやりがいや生きがいを見つける方もいます。

ただ1点、私は行政書士で独立して良かったですし、周囲の独立開業者のほぼ皆が、「自営業は一度やるとやめられない」と言います。
独立開業はおススメしませんが、魅力があるのは事実です。

行政書士資格で独立開業の現実

「行政書士は食えない」と、昔から言われています。

たしかに、士業の中では廃業率が高く、私の肌感覚では新人登録した方の半分以上が5年以内では消えているでしょう。
「この度、開業しました○○です」とお名刺を頂いても、二度とお会いしない方が数多くいます。

しかし、別記事でも触れていますが、真に行政書士で食べようとしている層は多くありません。
公務員等の定年後に年金+少しの稼ぎが欲しい方、他士業との兼業者、主婦等の副業者などを除けば、競合は少なくなります。

行政書士で何が何でも食べていく、これしかないと努力できる方にとって、道が開けないわけではありません。

ただし、繰り返しになりますが、甘い世界ではありません。

以下、サラリーマンでこれから行政書士で独立開業してスムーズに事務所を軌道に乗せていきたい方のために、お役に立てればと考えています。

あくまで、私がこの業界を10年以上見てきた私見ではあります。
よろしければ、ご覧ください。

サラリーマンから独立開業して上手く軌道に乗せるコツ

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