M1審査の難しさと問題点

きっと今年も、問題になったりならなかったりするM1決勝の配点。

「この審査員の配点に一貫性がない」とか、「この審査員はこの漫才師に対して贔屓してる」とかね。

そもそも、好みとか、笑いのツボなんて人それぞれですから、人によって配点の基準はバラバラのはずなんですよ。

漫才に採点するのは難しいですよきっと。言って見れば芸術と同じじゃないですか。芸術に世間が納得する点数をつけるなんて難しいじゃないですか。自分なんてピカソの絵に50点つけちゃいますよ?笑。漫才も同じで世間が納得する点数のなんてつけられっこないんです。ましてや、世間に合わせるのであれば審査員なんかもはやいらないです。視聴者投票でいいんです。

それでもって漫才師の未来を背負っているというプレッシャーと、世間に叩かれたくないっていう責任が積もって、とある問題が生まれています。

それは、審査員が点差をつけられなくなっているという問題です。

昨年のM1の審査員のそれぞれの配点を見てみたんですけど、全員、得点幅が10点くらいしかありません。とある審査員なんて点数幅が6点しかないです。これはどうなんでしょうか?責任負いたくないの丸出しじゃないですか!笑

この現状なんで、これを改善するアイデアがあるので提案したいと思います。

それは、点数を公表する順番をランダムにし、かつその点数を誰がつけたを公表しないようにすることです。

これによって、仮に世間とはかけ離れた点数をつけてしまっても叩かれる心配も無く、審査員のプレッシャーも軽減されると思います。よって、点数幅をもう少し大きくする審査員が増えるはずです。もちろん、後にそれぞれの審査員がどの漫才師に何点をつけたかを言わないという暗黙のルールを守るというのが条件ですが。

誰が点数をつけたかっていうのも番組の面白いところではあると思うんですが、今は審査員の責任が大きすぎて、結果的に点数幅が狭まくなってしまいました。自分はそれに対してどうかなあと思ってしまいますね。


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