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クシャトリラSPYRAL

クシャトリラSPYRALを使っていて
考えていたことをまとめていきます。

構築基盤は、わさびさんという
SPYRAL使いの方ですが
自分のニューロンのレシピを参考に話していきます。

○クシャトリラ型のメリット

  • パライゾス、盆回しを無理なく採用することで、結果的にリゾートの発動につながる。また、泡影のケアにもなる盆回しの価値が高まった。サイドチェンジで魔法族の里やネクロバレーなどで盆回しを最大限のパワーで生かすこともできる。

  • パライゾス、ユニコーンにうららを打つ択を相手に迫ることができ、貫通のしやすさが上がる。

  • 後手の返しで、フェンリルを1残しておくことで、盤面に干渉しやすくなる。

  • 事故ハンドでも、トマホーク展開からスカルデッドにつないで、ワンチャンを作れる。

  • 深淵の獣、ムドラケルドウなどの墓地蘇生を封じるカードに対して、バースを用いることでケアしながら展開できる。

○クシャトリラ型のデメリット

  • レベル1を軸に、ワンチャン・儀式の準備などでジーニアス・ソウルズによるニビルケアの展開を狙いづらくなる。というか、事故率が上がる。

  • 本来、受けてもそこまで重くない無限泡影、エフェクトヴェーラー、しぐれなどを重く受けるパターンがある。

  • スカルデッド、トマホークを採用することによりエクストラが圧迫され、紅蓮の指名者などのサイドカードは確定で発動できるパターンがなくなる。

  • 相手の抹殺の指名者で、クシャトリラ展開をなぜか止められる…。

ざっと書いてみた所感はこんな感じでした。

前の制限環境で、イシズギミックを採用している
ティアラメンツが猛威をふるい
どうにかSPYRALで抗う策を探した結果
おろかな副葬、黒魔術のヴェールなどの
魔法カードの補助を大きく受ける型を作りましたが
それでも、ムドラケルドウに加え
ティアラメンツのメタとして
深淵の獣があまりにも流行していたため
飛び火という形で
SPYRALは肩身のせまい思いを強いられました。

新環境になり、クシャトリラの新規カードが
ティアラメンツに対抗する形で
台頭してきてしまい、
特に、アライズハートに関しては
マクロコスモスを内蔵していて
SPYRALの十八番、禁じられた一滴すら
封じてくるという向かい風の状況に。

○SPYRALの型

  • ワンチャン採用のSPYRALで魂のジーニアス・ソウルズ

  • 黒魔術のヴェール、副葬で手札からグレースをssし、サーチ効果と強襲を用いて盤面形成

  • パラレルエクシード、閃刀姫ギミックで展開補助をする

  • クシャトリラ型でバース展開

  • ドローンとダンディをマシマシにして安定展開

ほかにも、型があったら、ごめんなさい。

まず、上のワンチャン型は長年愛用していた形で
イシズティアラメンツによる
ムドラケルドウがはびこる環境でも
ここに、副葬とEMポップアップ、黒魔術のヴェールで
ケアして動いていました。

この形は、ジーニアス・ソウルズによる
ニビルケアの動きに加え
エクストラに余枠があるため
ゴーストリックカードによる
闇属性・悪魔族(天使族)を供給し
ライトロードキュリオスからトロイメアグリフォンによる
確定紅蓮の指名者による封殺を狙うことができました。

また、相手に合わせて
儀式の準備、ワンチャン、イリュカスの枚数を
簡単に調整でき、サイチェンもしやすかったです。

ただ、アライズハートがいる環境では
先攻こそは勝てるものの、メインから後行の盤面を
捲ることはほぼ不可能でした。
頼みのつなのソウルズのドロー効果さえ使えません。

アライズハートの登場により
ワンチャン型をつかうには
メインから対策を打ち、後攻でも
捲れる性能をもたせることが必要でした。

このアライズハートの存在が大きく
マクロコスモスを内蔵されていることで
こちら側の動きがほぼ限定されるため
グレースを墓地に送ることもできない
副葬・黒魔術のヴェール型も同様の理由で
使用できないなと考えました。

この2つの型については
メインから泡影や皆既日食、精神操作などの
たとえ腐ってもソウルズで
ドローに変換できるカードを採用し
メインからメタを張る構築を目指しました。

しかし、SPYRALのデッキの特性上
メタを張っても、所詮は墓地リソースデッキなので
アライズハートだけに屈するパターンが多く
メインから泡影は別として
皆既、精神操作で捲るのはあやしいなと感じました。

サイドカードがメインから入ることで
意表をついたり、盤面を切り崩して動いたりできる
そんなやり取りをイメージしましたが
室蘭勢との調整で早々に瓦解。

このことから、
メインに入れるサポートカードが
初動の展開を助けるパターンをうみだし
かつ、アライズハートの回答になるように
兼ねないといけないと結論づけました。

しかし、一応ということで
試作型として
簡易融合と泡影、皆既のみを採用した
ワンチャン型SPYRALも試しました。

結論から言うと
ソウルズが引けていない、もしくは
そうしたハンドが透けたことで
意地でもソウルズは止めるというプレイをとられ
泡影、皆既が先行で死に札になるパターンが
多く見受けられるようになりました。

先程も言った通り
意表をつくプレイにはなるのですが
それ故に純粋な手数の少なさが気になり
ソウルズにマストカウンターを食らうことが増えました。

そして、この手数の少なさを補い
相手の盤面への干渉力を求めた形が
クシャトリラ採用型になります。

では、ここで改めて構築を。

○フェンリル1枚

先に載せた、わさびさんの構築では
フェンリルが3枚採用されており
後手の捲り性能に長けているように感じ
そのままコピーして何度か使用しました。

しかし、プレイしていく中で
フェンリルが先行の初動で活躍するパターンは
バースを素引きしていて、手札に
パライゾスしかなく
フェンリル→ユニコーンからバースでトマホークを
目指すルートしか活躍しません。

ほかには、フェンリルssから下級を出して
バリケイドベルグでグレースを墓地に送り
ビッグレッドで釣り上げて動き直すパターンなどです。

ソウルズのドローやスカルデッドで引いても
無理やり墓地にたたきおとして(主に、ジーニアス)
バースで蘇生するか、スカルデッドで
ssするかでしか活用できません。

しかし、スカルデッドでフェンリルをssするほどの
余裕がなく、またレベル1のエクシーズを採用していないことから
ジーニアスの蘇生効果で救出を切りながら
動く必要があるため、フェンリルを切る余裕がないことが多くあり
強いけど、弱いこともあるというカードになりました。

しかし、先述のバース パライゾスのパターンは
ユニコーンだけでは解決しないのと
後手の捲りにフェンリルを見せることも
かなり有効な手段だったため
1枚は採用しようという構築になりました。

サイチェン後に、罠ビートが入れる
魔封じの芳香やネクロバレー、永続罠カードへの
回答にもなる点はとても評価出来ました。

結果的に調整通り
csでフェンリルバースユニコーンで
トマホークから展開しているパターンが
何度もあったので、正解だったと思います。

○クシャトリラ・バース1枚

バースを2採用することで
ユニコーンで泡影を誘えたり
二の矢を用意したりできて
強かった場面もありました。

しかし、それよりも2枚引いてしまって
動けん!というパターンが
印象に強かったので1にしています。

2でもいいと思います。
2にするなら、フェンリル増やして
初動安定させるほうのが理にかなっていると思います。

○イリュカス1枚

では、その抜けたフェンリルの2枠になにを
入れていくかということになります。

真っ先におもいついたのは
まずは、簡易融合でした。

簡易融合からミレニアムサクリファイスを
出すことで、アライズハートの強制効果に
チェーンして奪うことができ
先手では、うらら、ヴェーラー、ドロバを
封じれるカードとして評価が高かったからです。

ただ、ワンチャンを採用しづらく
簡易融合だけでは、コイキングのはねるばりに
何も起こらない、に加えて
エクストラにミレサクの枠をさく余裕が
トマホーク スカルデッド リンクスパイダーのおかげで
なかったので不採用に。

ヴェーラーやドロバも
いっときのリチュアの流行により
ギクっとはしましたが
そこまで高いシェアには寄らず
採用率が低かったことで
ミレサクの役割が薄れていました。

次が、おろかな副葬を複数積む体制です。
というか、トマホーク展開型では、
SPYRAL強襲を2枚使えると確定ヘリックスから
盤面を確実に伸ばせることが多く
深淵の獣のケアのほかに
おろかな副葬とリゾートだけでも
ジーニアス強襲で無理やり動くことが出来ました。

ただ、環境はじめは
クシャトリラの展開力に目を見張るものがあり
深淵の獣が採用されていなかったので
副葬を2枚以上積む理由が弱いなと思いました。

そして、たどりついたのが
そもそも、ソウルズにたどりつけたときの
勝率が圧倒的に高いので
ソウルズの期待値をあげることです。

デッキを40に減らして
イリュカスと儀式の準備をぶちこめば
最大値まで引き上げれますが
クシャトリラ採用により
自由枠はほとんどありません。

しかし、3枚しかないソウルズよりも
4枚目としてのイリュカス採用で確率を上げ
あわよくば、イリュカスでソウルズサーチを匂わせ
うららを誘うことすらできると考え
1枚採用しました。

直近のcsでは、盤面を拮抗勝負や皆既日食で
固めたあとに、イリュカスでソウルズを拾い
勝利に導くパターンがたくさんあり
成功だったなと思いました。

が、先行での事故が多い型でもあるので
儀式の準備を1枚積みたいと今は思っています。

そして、減らしたフェンリルの2枚目の枠は泡影になります。

抹殺用に採用したのが始まりですが
クシャトリラの妨害、ティアラキトカロスへの妨害
そして、6枚目として引いても機能する
汎用性を評価しました。

こうして、完成したのが

クシャトリラ型SPYRALになります。
これは初期のもので
どこが違うかというと
死者蘇生とパライゾスの3枚目が採用されています。

死者蘇生は、ソウルズ蘇生で宇宙展開を作れて
相手のムドラケルドウを誘発させられる点で
重宝していました。

パライゾスは、とりあえず入れておけ!感です。

この2枚のカードは
のちに、泡影の2枚目・3枚目になります。

死者蘇生はソウルズの期待値を上げた
イリュカス採用では十二分に役割を
全うしてくれるのですが
ソウルズがないときに、どうしようもありません。

点数で言うと、70点です。

しかも、アライズハート下では、
蘇生すら使えない状況が考えられました。
クシャトリラ対面の後手では
いつも抜いていましたので
そもそも、メインで本当に必要か?という
立場に置き換えたわけですね。

あるとうれしいし、強いけど
事故との兼ね合いを考えた時に
アライズハートの影響は大きく
泡影を、優先せざるを得ませんでした。

パライゾス3枚目は単純に
かぶりが弱かったからです。
かぶってもソウルズで流してドローに変換できますが
かぶったときに死に札になり得たのと
ライズハートやティアクシャなどの
2の手となるカードは採用されていないので
1だと盆回し打てないかもで嫌だ。
でも、3は多いなら、2だ!

という思考回路です。

3枚目があれば!という場面には
いまのところ至っていないです。

結果的に公認大会での対戦や調整によって
死者蘇生とパライゾス3枚目が泡影になり

この形になったというわけですね。

○回し方

1、ジーニアス・ソウルズ展開

ジーニアス・ソウルズ展開は面倒なので
ゴーストリック採用してないですが
こちらをご確認ください。

ゴーストリックカードがなくても
ジーニアス・ソウルズ展開は
ニビルをケアしながら展開することができます。

ちなみに、csでは
トロイメアグリフォンは目指さず
(そんな枠がなかっただけです…)
2ウーサ 相互3トラゲ トロフェニ トロケル
ラスリゾボルテックスを狙っていました。

サイチェン後に、紅蓮の指名者を引いたが
ソウルズでドローに変換して
再度トロイメアグリフォンで
拾い直す動きは何度もやりました。

ティアラもクシャトリラも
たとえフェンリルを混ぜれたとしても
着地狩りに加え、リンクモンスターの
戦闘耐性により、強固な盤面を作れます。

ターンがかえれば、そのままアクセスコードで
除去をしながらキルが取れます。

基本的に目指す展開パターンになります。

2、トマホーク展開

クシャトリラユニコーンとバース、そして
グレースによる友情コンボです。

トマホークからトークンを2体残しながら
バース効果で蘇生して
スカルデッド4枚ドローを狙えます。
グレースの効果でサーチはできませんが
4枚ドローでアニマを含めて
魔法使い族モンスターになるもの、または
上記のジーニアス・ソウルズ展開になるものに
アクセスしていきます。
魔法を調整してセレーネから動ける上
スカルデッドを狙う動きで
バリケイドベルグを出しますが
この段階で救出を切っておいて
深淵の獣をケアする動きを先にとることも可能です。

回していておもったのは、リンクの位置を
調節しながら回せば
IPマスカレーナを残して、展開し
相手ターンでもトロイメアユニコーンの着地を
狙うことで妨害を1つ増やせると思いました。
枠がなくてねらっていませんが
トロイメアケルベロスを抜いて、マスカレも
ありだなとは思います。

トマホーク展開は、泡影で死にますので
なるべく狙わず、最終手段のつもりで使っていました。
このトマホーク展開があるので
抹殺用として泡影を採用したくらいです。

あとは、ユニコーンとジーニアス・ソウルズの動きでは
ウーサの下にグレースとユニコーンでトマホークを組んで
リンク値を跳ね上げ、墓地に
救出ダンディをかまえる動きをよくやっていました。

おもに、クシャトリラ・バースを
ダンディで処理できるので
クシャ対面で狙っていました。

3、ドローンダンディ展開

これは、名前の通り
SPYRALドローンとダンディによる
確定ヘリックス展開になります。

ここでヘリックスからグレースを呼び出すことで
深淵の獣をケアして動けます。

相手のデッキタイプにもよりますが
主に烙印深淵ギミックが採用されるデッキと
対面した時に、積極的に狙います。

また、サイド後に
深淵の獣がケアできないパターンに
ジーニアス・ソウルズ展開ができたとしても
あえて、ドローンとダンディ展開を
行うようにシフトして回すこともありました。

胆振csの動画で、SPYRALを使う場面で
対面が烙印深淵のときは
ドローンとダンディを積極的に狙っていますので
参考にしてみてください。


この3つのパターンが主に
対戦で使うことの多かった展開パターンです。


○対戦中、意識していたこと

・クシャトリラ対面

先述のアライズハートに加え
シャングリラの登場により
マクロコスモスに加えて面の封鎖という
武器を手に入れたクシャトリラテーマ。

パライゾスによる安定と
実質クシャトリラユニコーンによる
1枚初動展開でパワーアップしました。

まず、アライズハートが無理です。

面封鎖の前にマクロコスモス、ダメです。
無理です。

相手がよっぽど下手糞で
なぜかトマホーク展開が通ってしまい
トロイメアケルベロスでアライズハートを除去し
なぜか、トロイメアユニコーンで
シャングリラまで除去できたパターンがあり
いまでも記憶に残っていますが
あんなことがない限り、まず無理です。

なので、泡影3枚でメインは対策し
6枚目で引いても機能することに加え
SPYRALの初動にならない増殖するGも
フルで投入し、クシャトリラを重く見ています。

一応フェンリルがいるので
ディアブロシスで抜かれないことを祈って
パライゾスからアライズハートに触ることもできます。

サイチェン
皆既日食3、拮抗3、号in.
パライゾス、抹殺、強襲、救出、ユニコーン、墓穴2out.

SPYRALミッションは
墓地にあってこそなので
アライズハート下では無力なので減らし
墓穴もアトラクター打たれて展開されると
ワンテンポ遅れるので、切り捨ててます。

パライゾスは1枚あれば、
フェンリルの卓に加え、あいてのパライゾスを
盆回しではがせたので1は残していました。
ただ、マストでほしいカードではないので
1枚のみにしていました。

クシャトリラは皆既と拮抗勝負にたいして
神の宣告などのサイドカードでしか対応できず
少し前のイヴリース型も減っています。
エネミーコントローラーも採用検討しましたが
相手依存になるので、やめています。

クシャトリラになんでも無効妨害内臓のカード
バロネスやヴァレルロードサベージドラゴンのようなカードが
でてくると、いよいよ無理だなと思います。

・ティアラメンツ対面

環境トップの展開力に加え
事故っても、ティアラ罠でむりやり
キトカロスssから展開でき
ティアラクシャのおかけで
爆発力が上がっていました。

ハウフニス 準制限にしたのに
ティアクシャ刷ったら意味ないやろ(心の声)

ただ、最近はしぐれと泡影をフル投入の上
ムドラケルドウの枚数が採用されなくなったので
クシャトリラよりも戦いやすいと思います。

しぐれと泡影は
クシャトリラユニコーンこそ受けるものの
SPYRALに関しては、安心して
グレースの着地まで見込めます。

SPYRAL側も泡影が引ければ
キトカロスをとめて、最低限の動きに
押しとどめられると、勝ちの目が見えます。
今期の対面ティアラメンツは
ちょー上ブレされなければ
いい勝負ができるので、個人的には
苦手対面ではありませんでしたが
どうなんでしょうか…。

サイチェン
拮抗3、深淵の獣5in.
パライゾス、抹殺、強襲、イリュカス、盆回し、ユニコーン2、救出out.


・ラビュリンス対面

クシャトリラ対策として
罠をひいて勝てるラビュリンスは
シェアが少し多くなりつつありますが
SPYRALとしてはとてもうれしいことです。

ラビュリンスに関しては
リゾート1枚で封殺できるテーマで
超絶有利対面なので
もっとラビュリンス使う人が増えて欲しいです。

一応、御前試合が重たくなりますが
フェンリル、泡影、ダンディを駆使して
対処できると思います。

今期、ラビュリンスに負けてないので
戦いやすいと思います。

サイチェン
拮抗3、羽in.
抹殺、強襲、ユニコーン2out.

パライゾスはフェンリルになるので
サイチェンでは減らさないのと
ラビュリンスのフィールド魔法を
盆回しでつぶす択があるので
パライゾスは抜いていませんでした。

ラビュリンス側が王宮の鉄壁を
投入してくるパターンが何度かあり
少し辛いと感じたので
レッド・リブート、コズサイ、パンクラは
ほしいなと思いながら
枠がないなと悩んでいました。

csで主に当たった対面を
なんとなく書いてみました。
分布が少ないデッキについては
パワーカードでふみつぶしてください。

○サイドボード案

・レッド・リブート、コズミック・サイクロン

さきほどのラビュリンスなどの罠デッキ
さらに、クシャトリラが魔封じの芳香を
積んできた場合やティアラメンツの罠に
きれいに触れるので
もっともコズサイは採用したいなと考えていました。

拮抗抜いて、コズサイかなぁ…。
号からのサーチがあるので
拮抗1、コズサイ2かなぁ。

北海道は神碑使いが一定数いて
泉をとばすのにも一役かってくれます。

レッド・リブートも最強メタカードですが
ラビュリンスだけのために
さかなくても、そもそも
有利対面ということで切りました。


・パンクラ

もっとも汎用的で使いやすいカードで
かゆいところに手が届くカードでもあります。

フェンリルを上から2600で踏みながら
盤面に触れて、リリースすれば
即座に拮抗勝負すら打てる点が高評価でした。

結論から言うと、ティアラメンツをみたときに
強くないカードかなと思ったので
その枠を深淵の獣にあてました。

いえ、ただバルドレイクが
好きなイラストだったので
使いたかっただけです…。

・三戦の才

もともとメインにずっと1枚採用していましたが
クシャトリラ対面でアライズハートが
強制効果をもっていて
ほぼ間違いなく発動できたり
ティアラ対面でもコントロール奪ったりと
活躍の場がありました。

しかし、泡影が3枚入ることが多くなり
クシャトリラの関係から
増殖するGもスタンバイに投げられます。
これにより、三戦がすこしうちづらくなったのが気になり
メインから抜け、いっときサイドに落ちました。

が、サイドから三戦を積む場面が
なかなかなく、皆既、拮抗と
ハイパワーカードに隠れてしまったので抜き。

メインに挿してもいいけど
何を抜くのか…。という感じで
枠が取れませんでした。


・精神操作

精神操作は、深淵の獣を採用する前に
採用していて、実践で試していました。

ティアラメンツ対面では
後出しのカードやスプライト・エルフを奪って
リンク値をのばすなど
使いやすかったのですが
上ブレた展開には
抗えないことが多かったので
そもそも、回させない択がいいかなと
精神操作<深淵の獣としました。

精神操作ってどうなんですか?
ぼくは、微妙だなと思ってしまいました。


・ネクロバレー、魔法族の里、エコールドゾーン

サイチェンから盆回し・テラフォで蓋をするプランです。

ネクロバレーはティアラ対面で最強でした。
ありだと思います。
拮抗を打たれるとしても
狙う価値があると感じました。

しかし、魔法族の里は
グレースを横で寝かせても
結局、ラヴァゴーレムや拮抗勝負で
剥がされる上、フェンリルの存在が懸念されたので
魔法族の里はなしにしました。

同じ理由で
エコールドゾーンもなし。
フェンリルはケアできるものの
拮抗がケアできません。

まぁ、そもそもクシャ対面では
ウーサとトロフェニで相互をつくると
ほぼ確実にウーサを無駄なく使えます。
その時点でエコールドゾーンまでして
詰める必要はないかなと考えました。

ネクロバレーはありです。

・リバイブル、ナチュルビースト

リバイブルは
自己蘇生できる条件を
SPYRALは容易に達成できるので
ナチュルビーストのssを狙えました。

リバイブル+SPYRALダンディの組み合わせですね。

なしになった理由は
ラヴァゴレーム、拮抗、そしてフェンリルです。
魔法メタが本州でははやっていて
ナチュルビーストが刺さりそうですが
ここは北海道。

ラヴァゴレームの採用率がかなり高いので
信用しづらいなと思い、切りました。

・アーティファクト・ロンギヌス

クシャトリラ対面で
金満謙虚を封じたり、ライズハートや
シャングリラを封じたりすることで
間接的にアライズハートを
出させない拘束力が魅力でした。

また、墓穴や抹殺の指名者などを封じ
増殖するGの通りをよくできることで
リチュアや鉄獣スプライト、その他展開デッキなどに
有効だなと思いました。

が、6枚目で引いた時に弱いことが気になり
クシャトリラは皆既、拮抗で対応することにしました。


・ニビル

クシャトリラの展開に刺さり、
霧の王でしか対策できません。
おそらく直撃が見込める価値がありますが
この1枚はティアラに無力です。

ルルカロスさん、強すぎて
ニビルケアから入られるので
期待できないなぁと採用を見送りました。

抹殺用にSPYRALがいれても
ほかのニビルの採用率が見えなかったので
深淵の獣を、優先しました。


・次元障壁

紅蓮の指名者1と障壁1で散らして
ターンに制約をかけてロックすることが
できると思いました。

しかし、ラヴァゴレームや拮抗勝負で
更地にされて、障壁で宣言しても
紅蓮がなければ、フェンリルssから
次々と妨害が増え、マウントをとられたので
紅蓮2枚目のほうが
今のサイドメタには効果的と判断。


○エクストラデッキ案

・ダルク
→アニマ変換から、闇を供給でき、リンク展開が伸ばせる上
自凸して、ソウルズサーチの択がとれるのがいい。

ティアラメンツ対面で無類の強さを誇る。

スカルデッド展開をした時に
墓地からグレースを釣る卓をとる動きで
どうしても、セレーネの魔法使い族を
用意できないパターンの時に
ダルクで無理やりセレーネにつなげるパターンが
一応想定されるので、要検討枠。

・IPマスカレーナ
→スカルデッド展開から残ったトークンでssでき
相手ターンの妨害として機能する。
おもにトロイメアユニコーンに変身するが
除去力が高まるのは◎。
ただ、過剰にもなるので、どうなんだろ。要検討枠。

・アーゼウス、森羅の姫芽宮
→アーゼウスは、森羅の上に重ねて、盤面一掃ができる。
特に、クシャトリラ対面で皆既で裏返して
全処理できるのがいいなと思った。
森羅の姫芽宮は、ジーニアスを混ぜてエクシーズし
何度も再利用するに加えて
紅蓮の指名者や墓穴などの強いカードを
これまでも何度も拾い上げた強カード。

ただ、この2枚に関しては
枠がないというか、それぞれの入れる価値が高いが
2枚とも入れることで
さらなるシナジーを呼ぶというイメージで
やるなら、どっちも入れたかった。

なので、枠がなくて、両方切りました。

ただ、アーゼウスがあれば勝ちの場面は
0ではなかったので、悩んではいる。
エクストラが20枚までなら
いいのになあとつくづく思う…。

○クシャトリラSPYRALの戦績

チームの成績が噛み合わず
ベスト8すらたどりつけていないので
参考程度に。

9月に使用したデッキは
クシャトリラに、タッチ程度の構築で
いまとは全然違いますし
そもそもイシズティアラメンツ全盛期で
制限すらも違うので
参考程度にしてください。

クシャトリラ型のSPYRALを使用して
12-4-2 の成績です。いまのところ。

勝率で言うと、引き分けを除けば
75%になります。

結構勝ててたんだな…。

負けた試合は、
9月の大会で

・ちゃきスペに先行ぶんまわし☓2

・ティアラメンツに1本目取られて
2本目にハウフニスガチャで
ムドラケルドウメイルゥ落とされて
息ができなかった試合。

10月の大会で

・ティアラメンツ相手に先攻W事故ってスト負け。

・クシャトリラ対面に事故っていたものの
なんとかなりそうなところで
盛大なプレミをかまして負け。

引き分けの2試合は
片方はクシャトリラ対面で続けていたら、おそらく勝ち。
もう片方は、ティアラ対面ですが負け濃厚でした。


今期も折り返しとなり
SPYRALを使用するプレイヤーの方には
ぜひ、クシャトリラ型を試していただく他
使用感などを、リプライで教えてくれると
自分の勉強になります。

ひとつ言えるのは
勝ちたいなら、ティアラメンツを使うことです。
これは間違いありません。
おそらく、最強のデッキです。

ただ、SPYRALというデッキが好きで
どうしようもないので
ムドラケルドウ環境でも
深淵の獣がはやった環境でも
戦い方を模索しながら頑張ってきました。

クシャトリラさえいなければ
竜剣士か魔術師のペンデュラムデッキを
使っていたと思うのですが
シャングリラがきつすぎて勝てません。

世のSPYRAL使いの皆様の勇気になれば
とてもうれしいです。

追記:11/13
○現在の構築

まず、デッキの最大パワーを引き出すために
最大投入していた無限泡影を、1に減らしました。

また、かぶりが弱いユニコーンも2にして
事故率を可能な限り、下げています。
ユニコーンに関しては1でもいいなとも思います。

これにより、デッキの枚数を40にして
理論値として、最も高い確率で
Gをはじきながら、展開札を生かせるかと。

メインのパライゾス3枚目は
一見すると、過多に見えるのですが
トマホークからの4枚ドローやソウルズのドローなどで
2枚のパライゾスを使った、もしくは
手札に引いてしまったときに
クシャトリラ対面でトロイメアグリフォンによって
盆回しをセットし、相手パライゾスを
封じるパターンが結構ありました。

もちろん、打てないなら打てないで
別のカードをセットすればいいのですが
墓穴の指名者はクシャトリラには弱く
抹殺の指名者は同じくデッキに同名カードがないと
発動できないので、蓋をする意味と
先手・後手でも、うららの発動を誘いながら
ソウルズの弾になるのが
強いと思って3にしています。

ティアラメンツ対面でも、ペルレイノ封じれるので
蓋として、盆回しを構える動きは強かったです。

2の構築もあるし、一概にどれが
最適な枚数なのかは今後の課題ですが
個人的には3確かなと思います。

キュリオスグリフォン、ゴーストリックによる
確定紅蓮の指名者や魔封じ、次元障壁など
最強クラスの罠を用いる戦法も
枠を割きたいところではありますが
トロイメアケルベロスがあまりにも優秀で
必須かなと思うので、確定展開は捨てています。

サイドには、羽ではなく、コズミックを1採用。

リチュアやクシャトリラが封殺で、魔封じを打つのと
神碑の存在、そして、ティアラメンツの罠に対して
強く打てるので、1枚さしています。

拮抗1抜いて、コズミック2でもいいかなとも思います。
ティアラメンツの罠に対して
ほぼ無力化しつつ、破壊しない点が強いです。

メイン、サイドの変更点はこれくらいです。

○プレイング
クシャトリラSPYRALを使っていて
学んだことや同じくSPYRALを使う人に
覚えておいてほしい小技をまとめます。

1、まず、スターシップ・トマホークです。

レベル7を2体なので、ユニコーンとグレースで
組むことが多いですが
フェンリル+バースのときには
フェンリルとユニコーンでエクシーズして
スカルデッドから、ソウルズを
ツモリにいきます。

基本的には

このように
エクストラモンスターゾーンに出すことが多いですが
ユニコーン+ソウルズ+ジーニアスのときには
ソウルズで救出を墓地に送ることで
2ウーサの上から、
メインモンスターゾーンにてトマホーク展開ができます。

どちらにしても、無限泡影が重たいので
やるしかない!ってときに狙ったり
相手の効果無効カードや深淵の獣の効果を受けて
リンク値が下がったりした時に
無理やり回復するのにも、役立ちました。

しかし、いつも決まって
エクストラモンスターゾーンに
トマホークをssするとは限りません。

このようにあえて、
エクストラモンスターゾーンを空けて展開することもあります。
50試合に1回あればいいくらいの
レアなパターンですが
先日、遭遇したので共有しておきます。

・先手の盤面づくりがうまくできなかった。または、誘発カードによって妨害された。

・初動の動き、またはトマホークに向かう動きの前に
バリケイドベルグを使用してしまっている。

・トマホーク展開から盤面の解決を要求され、グレースのサーチ効果が使えていないなど、リソース差が開いている。

このパターンの場合に
相手の盤面を少ないリソース(手札)で切り崩しつつ
なおかつ、盤面に蓋をしなくてはなりません。

とりあえず、
2ウーサ、相互トロフェニ、ラスリゾボルテックスまで
面を伸ばせれば、なんとかなります。

先述の通り、メインモンスターゾーンに
トマホークを出すパターンの一番の理由は
バリケイドベルグを使用していることです。

序盤の展開などで、グレースの墓地効果と
チェーンを組むことで
グレースへのうらら、スカルマイスターのケアになります。

トマホーク展開においては
マーカーが下を向くカードは

アクセスコード・トーカー
スカルデッド
トロイメアユニコーン
ヘリックス
セレーネ
リンクスパイダー
(バリケイドベルグ)

の7枚です。
ヘリックス、セレーネは召喚条件があり
アクセスは効果モンスター指定
スカルデッド、ユニコーンは同名カードで組めないという制約で
リンクマーカーを下に向けて
さらなる展開を行うパターンは
リンクスパイダーさんしかいません。

なので、

このように、盤面を展開していき
名称の異なるモンスターで
トロフェニ、トロイメアケルベロスを組み
盤面を掃除しつつ、相互効果で
ドローをつなげて、さらなる展開を狙います。

無理なく、トロイメアユニコーンまで
つなげることができるので
クシャトリラ・シャングリラなどの
破壊耐性もちのモンスターの処理にも
たどりつくことができます。

もっというと、クシャトリラ対面で
あえてエクストラモンスターゾーンを空けて展開し
アライズハート単騎などの盤面を最速で踏みぬいたうえで
バリケイドベルグからグレースを落として
ビッグレッドで蘇生するなど
バリケイドベルグを温存する択にもなります。

エクストラモンスターゾーンに
トマホークはいつも特殊召喚してしまいがちですが
あえて、メインモンスターゾーンにだして
盤面干渉と除去を行い
真に通したい展開を確実に通すプレイングになります。

でも、50回に1回くらいです…。

2、つぎに、サイチェンです。

40枚に削ったことで
デッキのスロットが減り
サイドチェンジが難しくなりました。

先行は、おおよそ察しがつくとおもうので
省きますが、後手サイドチェンジが
めちゃくちゃ難しいです。

なので、それも考えて
少しサイドボードを整理しないといけないと思います。

上記の構築では
クシャトリラ、ティアラメンツのトップ2シェアを
重く見てのサイド構築ですが
ここ1週間での調整で、
重く見過ぎているのではないかと
感じてきてはいます…。

それくらい、二大巨頭のデッキが
パワーを持っているということなのですが
サイドチェンジのスロットが少しせまくなり
ゴリゴリサイチェンしていくのが
難しくなり、繊細というか
1枚1枚のカードのメインに残す価値を考えさせられました。

それはそれで、
いい機会なのでよかったのですが…。

まだ、答えが見えていないところでもあります。

3、さいごに、誘発のケアです。

正直な話、深淵の獣が増えてきているのが
少し向かい風です。

クシャトリラが
ティアラメンツに対して
なかなか牙をむけずクシャトリラの
シェアが下がりつつあるので
深淵の獣が増えてきた印象です。

ひじょーに、こまります

まあ、深淵の獣が
先行展開のときに1枚飛んでくるくらいなら
なんとかケアできますし
逆にその深淵の獣を利用してやるくらいです。

相互のトロイメアケルベロスで破壊して
ドローに変えて、サイドカードを引きに行ったり
三戦の号から、紅蓮セットしたりと
まぁ、1枚なら…。

ただ、マグナムートからのドルイドヴルムは
チェーン処理で確実に
こちらの盤面のカードを処理される上
バルドレイクの登場で
盤面展開にも干渉してくる場合があります。

もう少し深淵の獣が増えるなら
おろかな副葬、黒魔術のヴェールで
さらにケアをしやすいデッキづくりを
要求されてしまいそうです。

いまのところ、僕の頭の中の思考を
まとめてみたので、おいておきます。

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