見出し画像

管理会社お任せはNG!と気づいて、まず実行したこと

マンション内に顔馴染みが少ない!

 私はマンション生活5年目に突入しても、寝に帰るだけのマンションの中には、顔馴染みの人がすごく少なかったです。
 マンション内で良く出会う人には挨拶くらいはしていましたよ。でも顔と名前や部屋番号は一致しない。何百戸のマンションならともかく、わずか50戸程度(戸当たり居住者を平均3名として150名位?)のマンションなのに・・・(泣)
 顔と名前が一致していた人は、我が家の両隣のご家族、総会で声高に発言する人(総会で発言する時のルールで発言前に氏名と部屋番号を言うことになっていたので)、総会で議長を務める理事長くらいかな?理事長に就任した時は、さすがに理事会メンバーは覚えましたけど・・・それでも合計10戸強くらいだったかな?
 そんな状態で管理会社に任せきりNG!問題に気づきましたが、管理組合が主体的に動こうと思っても理事長一人では何もできない。まずはマンション内を知らないとアカン!と思い、ある決意をして実行しました。

ダッシュしない「玄関ピンポン」?(笑)

 決意をして実行したことは、全戸の玄関ドアをピンポンしてヒアリングすることです。一種の決意表明というか・・・現状を管理会社経由ではなく直接自身が把握するための行為でしたが、これには凄く勇気が必要でした。
 特に玄関扉をピンポンしてからインターホン子機から「はい、ご用件は?」と声が聞こえるまで時間の長いことといったら・・・この待つ時間が超嫌でしたね(超緊張)。
 玄関ドアの向こうから怖い人が出てくるかもしれないし・・・怒られるかもしれない・・・無視されるかもしれない・・・・ホント怖かったです。

 時間的に1日5~6戸まわるのが精一杯でしたが、メモを携えて「はじめまして!今期、理事長をしている谷と申します。突然に申し訳ありません。マンションことで何かお困りのことやご要望はありませんか?」と全戸に聞いて回り、9割以上の住戸と話ができました。(1週間でミッション完了!)
 幸いなことにマンションには変な人がほとんど居なくて、エントランスなんかで挨拶してた人も意外と多くて、結構フレンドリーに応対してもらえました。玄関ドアを開けずにインターホンで話す人も居ましたが・・・そりゃ見ず知らずの初対面のおっさんが玄関ピンポンしたてきたら怖いでしょ(笑)
 でも、そうした人も「玄関ピンポン」ミッション終了後に別件でピンポンする機会があった時は(ある程度は私のことを知ってもらえたので)玄関ドアを開けてもらえるようになりました。
 玄関ピンポン全戸ヒアリングを終えて良かったことは、今まで挨拶していた方々の顔と名前が一致したことです。「そうか!あの二人は夫婦だったのか」とか、「あの子の母さんはこの人だったのか」とか・・・新鮮な驚き?もありました。

「玄関ピンポン」やって良かった!こと

 「玄関ピンポン」やって良かった!と思えたことは以下の3つでした。ちなみに悪かったことは・・・終わってしまえば、特に何もなかったですね。

良かったこと1つ目:マンション居住者に出会うとマンション内でも外でも「谷さん」と名前で気軽に呼んでもらえるようになったこと
良かったこと2つ目:ほぼ全員のマンション住民の顔と名前と部屋番号が一致するようになったこと(○○号室と聞くと、居住者の顔が浮かぶようになったこと)
良かったこと3つ目:以降気軽に厚かましく?玄関ピンポンできるようになったこと(笑)

 この3つの良かったことは、マンション管理組合運営の執行を担う理事長としての職責を全うすることに役立っただけではなく、実は結果的に私自身のマンションライフのクオリティ(快適性)が飛躍的に向上しました。「なんでやねん!」と思われた方もおられると思いますが、話が長くなりそうなので今日はこれで終わりにます。
 次回は、「玄関ピンポン」が私のマンションライフのクオリティ(快適性)を飛躍的に向上させたのか?このテーマでお話します。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?