なぜ私は競歩をここまで広めたいのか。
こんにちは。
ユーキです。
今まで競歩のトレーニング方法などを書いていきました。
今後も書いていく予定ですが、そもそもなぜ私はこんなにも競歩を広めていきたいのか?
日本代表経験があるわけでもない。全国大会でトップを取っているわけでもない。そんな選手がなぜそこまで競歩にこだわるのか。
私が競歩を多くの人に知ってもらいたい。広めたいと思ったきっかけは
大学4年の時の海外遠征。
世界大会という大きな大会ではなく、市民の人も参加できる日本でいえば市民マラソン大会の規模の大会に参加した。
その大会が開催される国が香港。
東海学連さんと某大学の競歩監督さんがタッグを組んで学連が競歩活性化
のためにと海外遠征を企画してくれた。
競歩で学連さんが主で海外遠征を企画したのは多分初。
その初の海外遠征企画に私は迷いなく参加した。
夢であった世界の選手と戦えるそんな思いで心を弾ませた。
が気合が入りすぎ大会1週間前に太ももに痛みが走った。
不安を抱えながらの香港入り。
大会前日。少し痛みがあったが最終ポイントを実施。
実施場所は陸上競技場ではなく競馬場。
競馬場がレースのない日は無料開放していて、コースの内側の芝生にはフットサルコートがあり子どもたちがトレーニングしていたり、女性の方がヨガをしていたり、ランニングをしていたりと競馬場が一つのスポーツ施設に変わっていた。そんな光景に感動しながら練習を進めていった。
試合当日、香港の地下鉄に乗り大会会場へ。
会場は高層ビルの囲まれた中にある公園を発着地点とする1Kの周回コースで行われた。
到着当時はほとんど人がいなく香港も日本と同じように競歩は人気ないのかと少し残念な気持ちになったが、公園内に徐々に人が集まり大会が盛り上がっていった。
たくさんの人が沿道で応援してくれた。日本では味わえないぐらいの歓声だった。日本人と分かれば日本語で頑張れと応援してくれた人もいた。
痛みに耐えながらのレースこの歓声がなければ途中棄権していただろう。
10km46分かかったが2位でゴール。
終わった時にはCongratulations!の嵐。
多くの人に祝福された。
日本の大会もこうなればいいのにな~と心の中で思う。
表彰式でトロフィーと賞金$400を受け取って私の海外遠征は終わった。
この海外遠征で私は日本も競歩を多くの人に知ってもらい、盛り上がった大会にしたい。市民の方も参加できるように競歩広めていきたい。
そう思うようになり今に至る。
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