見出し画像

断捨離は続くよどこまでも

先月から、断捨離欲が継続している。

使わなくなったベビーベッドに始まり、子どもたちが遊ばなくなったおもちゃ、長年使っていた布団、いつか着るかも、とか、着心地はいまいちでもデザインが気に入っていて手放せなかった服、お気に入りだけれど入院中のつらい時にずっと羽織っていたといういわく付きのカーディガン、仕事をしていた時の領収書や確定申告の書類などなど。

パンパンだったクローゼットに隙間が出てくると、少し心が軽くなった。もっと風通しを良くしたくて、処分できるものを日々探しては袋に詰めている。随分と色々なものを溜め込んでいたんだな、と思う。

中には手離したくてもできないものもある。うつ病がひどい時に、どうにか抜け出したくて読んでいた本たち。またうつ病がひどくなるかもしれない、そんな思いが拭いきれないのだ。弾きたくなる時が来るかもしれないととっておいたピアノの楽譜。もう弾かなくなってから10年以上経っているというのに。

すぐに手放せるものとすぐに手離したいものは、イコールではないと思い知らされる今日このごろ。
(画像は、我が家の長女である三毛猫きなこ。8年前、はるばる茨城県の保護団体からやってきた。しかし人間でいうと48歳なので、誰よりも年長であり我が家の主。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?