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「雪」という芸術

おはようございます。

英語力が皆無で何言ってるかわからないレベルの幼なじみと、英語力がレベルマックスで逆に何言ってるかわからないレベルの幼なじみの間に入って淡々と通訳をする「建築オタクのうね」です。


「雪」という芸術

地元に久しぶりに雪が降りました。降って積もりました。

雪が積もると、空は曇ってて結構暗いはずなのに、明るいんですね。少しの光を雪が反射しまくって明るいんですよね。

明るいだけじゃなくて、広がる風景が綺麗に見えるってのもあります。

普段は、統一感なく所狭しと建っているような住宅地でも、雪が積もると、白いところがむちゃくちゃ増えて、統一感が出るんですね。統一感が生まれると、綺麗だと思えるんです。

私服でみんなが集まると、私服は結構みんなバラバラで統一感がないけど、「黒縛り」にするとむちゃくちゃ団結感みたいなのが出てきて、かっこよくなります。

音楽ライブでも、皆が思い思いの服装をしてくる中、辺りを暗めにしてペンライトをみんなで振り回すと、音楽がメインなんだけど、ペンライトがメインなんじゃないかってゆうくらい綺麗になるんです。

高い建物、例えばスカイツリーからの景色は、昼よりも夜の方が綺麗に感じます。昼は、色や素材の違う建物がバラバラに建っている風景だけど、夜は、全てが黒に見える中、ヘアの明かりという統一された色彩が街を明るくするので、統一感が出て夜景がむちゃくちゃ綺麗に見えるんです。

イタリアのローマとかバチカンとかヨーロッパの綺麗だなって思えるところは、東京とは違って、形、素材、色が似ているから圧倒的な統一感が生まれて、綺麗に見えるんです。


こんな感じでいろんな例をあげてみましたが、綺麗な景色作りに統一感というのはやっぱりかなり重要になってくるんじゃないとほぼ確信してます。


洋風、欧風、和風、どのスタイルもむちゃくちゃ好きです。建築だけじゃなくて、この世の中に存在する全てのものに当てはまることだと思うんですが、「形」「色」「素材」の3要素が統一されればされるほど、統一感がでます。

この世の中、常に変化を続けていて、一年前に行っていたものはもう時代遅れと呼ばれてしまいます。そんな時代に、自分のやっていたことを後世に残していく、そして、世界をより芸術的な世界にしていくには、その作り上げた統一感に名前が付けらるようにしなければなりません。
「文化」ってゆうのは、古くなってもネガティブなものにはならず、ヴィンテージになって評価され続ける。統一感ってゆうのを極めたらこの「文化」になるんじゃないかって思ってて、ビックマウスになっちゃうけど、そんな「文化」を作る手伝いをできたらいいなって思ってます。


これからも、オリエンタルランドで働くことを一つの夢としていくので、外観ってゆうのは絶対に意識しないといけないですね。綺麗な外観を作る要素として、今回は「雪」から派生して色々抽象化して考えていました。


新しい文化は鎖国から生まれる。


自宅という、閉鎖空間から今日もクリエイティブに活動していきます。
現場からは以上です。

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