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Д43 Δ応用編

Δとやり取りして得た理解をどうやって実生活に取り入れているか、誰かの役にたつかもしれないと思ったので、書き残しておきます


引っ越しして来てはや2ヶ月ちょい
変化は続いています

お金、恋愛、仕事、人間関係全てにおいての変化に共通して起こっているのは、チャレンジするということ

今まで避けてきたこと、避けられないこと、降りかかってきたこと、毎日起こること

あらゆる意味で、日々何かを乗り越えているような感じです

そして今日、この5年間引きずっていたイベントの総まとめとも言える、大変不快なトラウマを乗り越えるチャンスがやってきたのでした

それは、五年前に家を出るきっかけになった彼氏の浮気相手(こんなこと書いちゃっていいのか、私?)

浮気というか気の迷いというか、いずれにせよ一緒に暮らしていた私が家を出ていった原因とも言える彼女が、ひと月ほど前に元彼と結婚をして(呼ばれたけど行ってない)旦那と一緒にうちに食事に来るというね


まぁ、不愉快極まりない状態ですよ


彼女と私の彼は仕事のパートナーなので、仕事が入ってくるとどうしてもどちらかの家に行って時間を過ごさなくてはいけません


この二ヶ月間は彼も色々と私に気を使っていたのですが、相手方の家が改装中ということで、どうしてもこちらの家に来る必要が出てきたのです


その為にも、私に仲直りをしろときたもんだ(ふざけやがって)


1週間ほどアップダウンしながら揉めたのですが、最終的に押し切られ


さらには私自身がなんかもうどうでもよくなってしまったというね


私本当に大丈夫なのかな?と思うくらい色々なことがどうでもよくなり始めているのです


それでも勿論ムカつくし、喧嘩腰にもなるのですが、驚いたことに二日くらい前から、彼女が食事に来るということが頭をよぎらなくなってしまったのです


会ったら自分がどういう感情を抱くのか(飛びかかってしまうのか、意地悪なことを毒付いてしまうのか、叫び出してしまうのか・・・)、全く見当がつかない状態で今日を迎えたのですが


夕食には、もうひと組の全然関係ない友人カップルにも参加してもらうことにしたので、彼らのためにデザートを作ることにしました


タルトシトロンの生地を作っていた時、ふと「そういえば今日はあのクソ女に会うんだ」と思い出し(忘れんなよ!)

次に猛烈な勢いで「今を逃したら、ダメだ」という思いが湧いたのです

5年間も燻り続けている不快感、その反対側にある望みに目を向けなくては・・・

慌てて全部放り出し、マックを開いて書き出してみました

私は今までどうしてフォーカスできずにいたんだろう。理由は置いといて、とにかく拡散しようとする意識をできるだけ集中させて、シンプルに問いただしてみました

以下、コピペです


リスペクト→

周囲からの注意だけを指針にしたくない。

リスペクトが足りないと感じた時はそれに匹敵するリスペクトを自分自身に対して向ける。


愛を感じたい→ 意識を自分に集中→

何に対して喜びや楽しさを感じているか常にそのさなかにありたい。ひいてはその逆の時もその事に常に気づいて、それに対して恐れを感じるという無意味さに立ち会いたい

手助けしたい→ 私の本質であるスムーズさを見たい

利用されたくない→パワーを奪われたくない→私のパワーの無限さ無制限さを感じたい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、自分に燻っていた不快感を書き出して、その理由(無いと感じている何か)のようなものを探り、最終的にはそれを自分に向かって求める事ができるかもしれない

外側に向かって求めていたから、無い状況(不快感)が現実化していたんだ

という考えが浮かんできました


こうなったら、あの女が目の前にいて不快を感じた瞬間に、その本質である「リスペクトされていないことに対する苛立ち」や「私の寛容さを都合よく利用されることへの不公平感」を自分の中ではっきりと把握して、自分で自分をリスペクトすることに全神経を向けるというゲームをしたらどうだろう

と、思いついたのです


それは相手に対しての対応として表現するものではなく、不快感の真っ只中にありながら、その原因(つまり、足りてない、無い、と感じている何か)を自分に向けて自分で与えるというものです

そう考えると、なんだかとてもすごいゲームに挑戦するみたいな気分になってきました。


そうこうするうちに、もう一つのキッチンで料理をしていた彼が(私の機嫌が悪いから、同じキッチンでやる勇気がないらしい)私のところへやって来て、愚痴をこぼし始めました

一瞬私も頭に血が登って喧嘩腰になったのですが、ゲームはもうスタートしています


即座にその不快感を見つめ、彼から与えられていないと感じているリスペクトを自分に大声で与えたのです

それは自分でも驚くほど、シンプルで子供じみたものでした

「あなたの手伝いしてあげたいけど、でも、死ぬほどムカつくからやなんだもん!」

その瞬間、お腹の底がくすぐったくなって(向こうも同じ状態になった)二人とも困惑した顔で、大笑いしながら抱き合ってキスをするという、全く変な現象が起こりました


今まで私を過去のイベントに縛り付けていた、鎖のような苛立ちと怒りの感情が拡散してしまい、この件に関する膨大な不快な記憶と一緒に、掴みどころのない霧のようになってしまったのです


そしてその数時間後、夕食はキャンセルとなりました


クソ女の旦那の母親の彼氏(ヨーロッパあるある)が、なんの前触れもなく急死したのだそうです


そんなこんなで夕ご飯食べに来るどころじゃない、ってなったらしい


なんじゃそら


どうやら今回は、クソ女と向かい合って乗り越えなくてはいけないものが消え失せてしまったようです


思うところは色々あるのですが、とりあえず今は起こってもいない未来のことを考えるのはやめにして、今夜の夕食を仲良しの友人カップルと楽しみたいと思います。


どんどんおかしなことになって来ている現場からは以上です

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