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作詞〜コントラスト〜

ボクの何を知っているんだ
何を知ってそう思うんだ
何を見てそう見えるんだ
誰かのものさしで測ったボクは
虫眼鏡のレンズ越しで
見られてるんじゃないかって思うほど
みんな錯覚をしているよ

みんなが思ってるほどボクは強くない
キラキラ輝いてるって誰かが言った
あなたなら大丈夫と言われては自信になった

励まされ 前向きにさせられて
同時にボクはボクの小ささを知る
外と内のボクはまるでパッキリとした
コントラストがかかってるみたいだ
ボクは白しか いや、少しは黒も知ってた
白い世界しか知らないボクに
黒と言われても困るんだ
戸惑うよ 何から始めたらいいか
どこに向かえばいいか 誰かに聞きたくなる

本当はずっとずっともう
消えてしまいたい
そう願って そう願って 現実から目を背けた
こんなちっぽけなボクをいつだって
励まして 勇気づけて
生きる楽しさ教えてくれた
消えてしまいたい 生きていたい
消えてしまいたい 生きていたい
交差する矛盾な2人

口出ししないでおくれよ
ボクは触れたら割れるシャボン玉
踏まれたら折れるたんぽぽの茎
そんなボクを知らないで
土足でおじゃましてきて、触れられ
踏まれてどう立ち上がったらいい?

みんなが思ってるほどボクの世界は
光に照らされてないんだよ
何百年も錆びついた南京錠にかけられている

閉ざされ 頑なになりすぎて
おまけにボクの周りに苔なんかはびこっちゃって
外の世界を知らないニートの真珠
光が差し込むって、貝の口が開くって知ってた
知らない世界があるだなんて
知りたくもないけど知ってるよ
閉じこもりたいよ どうやって開けたらいいか
誰に話しかけたらいいのか 誰に聞けばいい


本当はずっとずっともう
消えてしまいたい
そう願って そう願って 現実から目を背けた
消えたくなるたび現れる見知らぬ誰かに
励まされ 生かされて
ボクは生きてると知った
消えてしまいたい 生きていたい
消えてしまいたい 生きていたい
交差する2人のボク

よそ見してたら流れてゆく
流しそうめんの麺のような言葉に
何度だって 何度だって 心の奥が震えた
その度生きたいと思うボクがいるって
気づかされ 生かされて
ボクは生きてると知った
消えてしまいたい 生きていたい
消えてしまいたい 生きていたい
生きていたいんだ、ボク

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