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コントロールしたい気持ち

起こること、全てを受け入れられたら
どれだけ日常が楽になって
どれだけ人生が楽しくなるんだろう。

私はコントロールしている自覚がなかった。

だけど、よくよく自分の日常を
観察していると本当どうでもいいような
ちっちゃいことから大きいことまで
コントロールしてることに気がついた。

コントロールが発動されるときって大抵、
「不安・恐怖」もしくは「損得勘定」
こんなようなところからきている。

相手や自分をコントロールするとき、
ものすごい量のエネルギーを消費する。

思い通りにならなかったらどうしよう。

せっかく色々緻密に計算して
こうしたんだからなんとしてでも
思いのままになろう。

何がなんでも自分のものにしよう。

私が自分や相手をコントロールしてる時の
頭の中は大体こんな感じ。

だけど、本来使う必要のない
エネルギーを消費してるわけだし、
そこに時間も費やしてる。

ましてやゴールに辿り着くまでの間
私の心はハラハラ、ドキドキ
心臓に負担のかかる使い方をしている。

無事思い通りのゴールに辿り着いたときは
そりゃもう安心感とガッツポーズするけど、
手に入らなかったときは
大体それらのものって執着に変わるんだよね。

手に入ったときの喜びを感じられるのは
たったの一瞬で、
その間の不安や恐怖、損得勘定で
頭を支配されてる間はずいぶん長い。

その一瞬の喜びのために
自分で自分を振り回してる自分がいることに
やっと気がついた。

職場に会うとお菓子をくれる
お掃除のおじいちゃんがいる。

仕事中遠くにおじいちゃんの姿を見つけた私は
このまま仕事を進めると
お菓子をもらえない!と咄嗟に思ったのか
やる必要のないちょっとよくわからない
作業をやってる風を装った。

それでもおじいちゃんはなかなか来ない。

ふと我に返ったとき
「わたし今なにしてるんだ?」って思った。

そんなにお菓子もらうことが
大事なのか?って。

まぁ、これはちょっと小さすぎることだけど笑

でも、それって本当に大事なことなの?

自分や相手をコントロールしてまでも
どうしても手に入れたいものなの?

色々自分に聞いてみたら
自分から答えが返ってきた。

「流れに身を任せて、
タイミングが合えば手に入るし、
合わなければ手に入れる必要がなかった。」
ただそれだけのことじゃない?
って。

そっか。
流れに身を任せるって
今までやっていたようで実は
できていなかったんだ。

そんな風に思わされた。

できていたようで
コントロールして成っていた自分に
満足してただけなのかって。

想いは強く、
そしてあとは全身の力を抜いて
肚や子宮のスイッチオンにして、
そこで感じることに身を預けよう。

ゆるく、だけど強く。

コントロールすることを手放すと
目の前で起こること、
受け入れやすくなって
誰のせいにもしない、そして
楽しい解釈して有意義な人生に転じると思う。

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