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「超」戦略的に聴く技術に学ぶ

現在の私たちの取り巻く環境は、新型コロナウイルスの影響や人工知能(AI)の急速な進化により生活環境や働き方が大きく変化してきています。

そして、ウクライナとロシアとの戦争が、世界中の物の流通を
滞らせ、様ざまな資源や食料が高騰させ、しいては人と人との繋がり、
コミュニティーの在り方さえ大きく変化させている気がします。

例えば
・今まで私たち会社員は、毎日電車に揺られ通勤をし、社内で朝礼や
仲間とあいさつを交わし、人と顔を合わせ対面で会話をすることが
あたりまえだと思っていたことが、新型コロナの影響により、
朝起きたら自宅のパソコンの電源を入れ、画面上でメンバーとあいさつを
交わし、ミーティングという時代になりました。

そして、営業活動もオンライン上での提案・折衝。
人と人とのコミュニケーションの在り方そのものが大きく変化しました。

もう一つは、人工知能(AI)の急速な進化による働き方の変化です。
皆さんのお近くのユニクロ・スーパーを思い浮かべて下さい。

・今までは、お店の人が私たちが購入した商品を計算し、対面でお金の支払いをしていましたが、人がいなくなり、買い物籠の中に商品を入れたまま
レジスペースへ置くだけで金額が表示され、現金やクレジットを使い、セルフで支払いができるようになりました。

人工知能の急速な進化が私たちの働き方に大きく関与し、しいては
コミュニティーの在り方さえ大きく変えようとしています。

そこで本日は、人と人との関わり、コミュニティーについて
先日大変興味深い、私自身も考えさせられる一冊の本と出合うことが
できましたのでご紹介をさせて頂きます。

「超」戦略的に聴く技術

 できる人だけが知っている

大嶋 慶さんが書いた三笠書房から出ている書籍になります。

上記で述べた理由から、世の中の人々の思考が大きく変化し、コミュニティーの在り方さえも考えさせられる時代
大嶋さんは、人の話を聴くことの重要性に着目し、
人には常に「話を聴いてほしい」「認めてほしい」という生まれ持った欲求
があり、それを満たすことで、より友好的なコミュニティーが生まれるという内容です。

そして、それを戦略的に行うことで様ざまなことを成功に導く手がかりとなりえることを「聴くという視点から、聴くのコンピタシーを紐解いていく」という内容の大変興味深い書籍になります。

【目次】

1.著者紹介
2.著書の内容
3.著書ご紹介ページ(Amazon)
4.さいごに



1.著者紹介



大嶋 慶 (オオシマ ケイ)  

マーケティング戦略プランナー。
1975年、大阪府生まれ。青山学院大学卒業後、外資系広告代理店に入社。その後、大手広告代理店等を経て、2016年、(株)MAKE DIFFERENCEを立ち上げ、ナショナルクライアントのブランド戦略、コミュニケーション戦略、キャンペーン施策を手がける。
2010年には「食べるラー油」キャンペーンを手がけ、ブームの火付け役となる。
MCEI International Marketing Excellence Award金賞やJPMプランニング賞を受賞。


2.著書の内容


 【著書の目次】

1章 この聴き方で、「相手を喜ばせる」
2章 この聴き方で、「相手の懐に入る」
3章 この聴き方で、「仲間を引き寄せる」
4章 この聴き方で、「仕事の勝率を上げる」
5章 この聴き方で、「成功の種をまく」

1章 「相手を喜ばせる」
人は「話を聴いてもらいたい」と切に願う生き物(相手の承認欲求を巧みにくすぐることが出来ればしめたもの。
こちらからどんどん話を盛って聴くことで相手の脳から“ドーパミン”が
放出され、安心感や親近感を与え、良い関係が築きやすくなります。
「さすがですね。知らなかったです。すごいですね。センスがいいですね。
そういうことです。」夜の世界のさ・し・す・せ・そ そのものなんです。

2章 「相手の懐に入る」
そのためには必ずこちらから「自己開示」することが必要です。

「この人、なんか話が合う」と思われたらしめたもの。
相手が気持ちを許してくれる、共通の話題やなかなか人には言えない
そんな内容が共に共有できるようになれるくらいの関係作りが必要
例えば、
相手の下半身の欲望までも傾聴し、話が盛り上がるなど、
「おバカな共有体験」ほど絆が強まるものはない。


3章 「仲間を引き寄せる」
ワンピースのように味方を増やすコツ
誰の話も謙虚に聴くことが、何倍もの利益となって自分に返ってきます。

無理にアドバイスはしないこと。
「悩み相談」をされたときの、聴き方の鉄則などを解説してあります。
聴いていることが相手に伝わるように、意識して
耳を傾ける。そのためには、表情や目線、あいづち、ジェスチャーな
どにも気を配る。言わば全身で聴く。それが「聴く」ということだ。


4章 「仕事の勝率を上げる」
チームづくり、プレゼン、営業、交渉に勝つ技術について解説
相手が本音で話すのをじっくり待つことが肝要。
「じつは…」が出てくればしめたみの。
 それまでは「焦らず、優しく」話を聴くことに徹するなど。



5章 「成功の種をまく」
成長し続ける人は、傾聴活動でコツコツ成功の種をまいている。
その活動は、徐々に開花していく。
相手の心の扉を開くカギは、積極的な「自己開示」でラポールを築くこと。


いかがですか。人の話を聴けるというだけで、薄れていく
人と人との関係がうまく保たれ、人生をより楽しく生きるための
自身の武器となることを再認識させられる、
興味深い、素晴らしい著書だと思います。

ほら興味深いでしょ



3.著書ご紹介(Amazon)

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4.さいごに


昔から営業の成績の良い人は聴き上手という言葉を耳にするが
超戦略的に聴く技術の著書は、その一言でかたずけられてきた
言葉を実践するための方法を具体的に示したものであり
そのやり方は、環境や状況・立場などにより異なることも
あるが、大嶋慶さんの著書はコミュニティーの
コンピタシーを抽出・わかりやすくまとめてあり
この変化の激しい時代を乗り越えるためには非常に必要なこと
だと思います。
是非、皆様も「聴く」を実践してみてはいかがでしょうか。
私も少しづつでも変化できればと考えています。

                         就活秘書室 よし太郎




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