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給与はセックスに似たり。

給与フィードバック面談

さて先月の6月は給与フィードバック面談の時期でした。当社は6月と12月に賞与(ボーナス)が支給されるので、そのタイミングで賞与と基本給の額・理由が通知されるというわけです。

さてこの給与面談、私は微妙に困ってしまいます。結果に不服を申し立てたとて、評価が変わるわけでもないからです。(むしろ嫌われそうでメリットがない)
いま評価という言葉を使ったが、本当の評価というものはある意味わかりません。もっともらしいコメントを貰ったところで、評価なんて相対的なものだからです。
なお私は、お金には執着しないが他人からの評価は気にする人種です。テストで高得点を取っていたい。

強く交渉すべきなのか、それとも高尚な議論をすべきなのか、他人はどのくらい貰っているのか・・・
他人がどうしているのか、地味に気になるが質問できない。非常にセンシティブな話題だからです。

個室で面談していてふと思いました。
給与はセックスに似たり。
大多数がやってるけど見えない、社会的かつ個人的な話題。
とても大事で、みんな大事だと思っていて、周りがどうなってるか興味あるけど、聞きづらい話題です。

同期にきいた

性の話題であればネットで相談するのが一般的でしょうか。それも一案でが、具体的なことをネットで言うのもどうかと思うし、会社や業界によって数字は当然異なるので、相談しても自分の立ち位置がわかりません。

なので私は他事業所の同期に相談してみました。当社は日系大手で日本各地に同期がいます。近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離。
さし飲みの機会があり、その際に軽く話題を振りました。

その結果・・・私の方が給与額が多い。

いや、悪い評価がついてなさそうなのは良かったんです。
しかしさし飲みなのに微妙な空気になってしまいました。同期は仕事がうまくいかない期間があり、会社からの評価を気にしている。

私達は大卒6年目のアラサー。いくら年功序列の日系大手といっても微妙に待遇差がつき始める時期。はたまた結婚・出産・転職だと多感な時期です。

あちゃー、やってしまった。さし飲みでの適切な話題では無かった。
雰囲気を変えようと焦る私。
「会社の評価なんて曖昧」「ベテランが多い事業所だと若手の給料は伸びなくなりがち」他人の話になると急に客観的になる。

自分がよければいいじゃない

話していて自己解決しました。

人間どうしても他人と比べてしまうし、会社からの評価も気にしてしまう。
ただ給与の多少の差に大きな評価の問題はないだろうし、いま貰っているもので自分の生活が満ち足りているならば、それでいい。他の家と比べても仕方ない。そう思いました。セックスに似たり。

聞けば同期は趣味もあり、友人やパートナーにも恵まれていて楽しそう。
生きていれば悩みもあるだろうが、考え過ぎずに前向きに生きていこうと思いました。
(その後本当にセックスの話題になった)

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