気のせい
夏になると必ず 痩せた? と尋ねられます。日焼けで色が引き締まった上に、普段飲んでいるお酒の体に残った水分が発汗によって失われることで、佐藤の体は干からびるため、ややほっそりする。というのが答えです。
普段番組でお世話になっているメイクさんによると、
夏は髪なども伸びやすくなるそうです。
体という根っこから水分を吸収し、葉を広げるように髪がファサっとなります。
4週くらいで髪を切らないと、この時期は自分でも暑苦しい感じがします。
先日少し遅れて切った髪はやはり心地よく、頭のサイズも一回りくらい小さくなりました。
明後日からは福岡県の高校野球実況にも関わる日が始まります。
さらにこんがりとして、かりんとうのようになりながら、球児の夏を追いかけます。資料に繋がる関連本を読んでいると、なんとまあ140キロ越えの投手が多いことやら。感心しながら、メモをとり当日に向けてまとめるところです。
メモは手書きですが、この手書きによって
最近自分でも不思議な変化がありました。あくまで感覚の話ですが、絶対に違うのです。
皆さんは、メモなどはどのように残していますか?
以前は、仕事の実況資料も、何かをメモする時もスケジュールも基本手書きでノートやルーズリーフに記してきました。
もっぱら手書きの方が身になる気がするタイプ。
自分しか見ない資料に対して、色使いをきれいにしたり、美しくまとめることに興味はありません。見やすければ良い。
発声練習をして、資料を作って、ニュース読んで、番組して、のような日々が以前。
その習慣がフリーになってこの1年半はやや壊れ、現場入りする上で荷物を極力減らしたいという思いから、PCでうまくコンパクトにまとめた資料、あるいはそのほかのことについてもPCでの打ち込み、コンビニで必要分印刷して持っていくようになりました。
画面を通しての情報の出し入れが増えました。
先日書店で読んだ本で、「自分の想いを日記のように真っさらなノートに書き綴って直感や理想をアウトプットしてみよう」というような文言に触れ、久々に数日、あえて手書きの作業を増やしました。
仕事のない日はもっぱら読書で色々なものを読みます。
これが変化のきっかけ。
なんと、
識字と発声の正確性が、作業を始める前より上がったのでした。
上がった、気がした!のでした。
なんの根拠もありません。
あくまで感覚の話。
が、しかし。
正直、このところ読みに関しては少し取り戻したかった感覚が戻ってきたというか。
なんか詰まっていたものが通り出した感じというか。
読書も声に出してすることが少なくないので、あれれ、という感覚でした。
手で描くことによって、文字の形を再認識して、
目と口と音がリンクする。
そんなことがあるのかないのかはさておき、
浴びまくったブルーライトと、得意でもないタイピングに対して、
距離を取ろうと思えた瞬間でもありました。
しばらくは手書きの効果を自分なりに感じてみようと思います。
そんな体験を、結局タイピングで綴る時間。
手持ちの荷物が増えても気にならない、程よいバッグが欲しくなってきました。
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