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手帳とタンブラーのある暮らし。

私はコーヒーをよく飲みます。
コーヒーの飲み過ぎは良くないと聞きますが、よく飲みます。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
でも、過ぎたからこそ見える世界がある…!!
なんて。

以前は直火式エスプレッソマシン(マキネッタと言うらしい)でアツアツのエスプレッソをたっぷり淹れ、フゥフゥしながら飲んでいましたが、最近は水出しコーヒーにハマってます。

夜、フレンチプレスの容器にコーヒー豆と水を入れて冷蔵庫へドーン!
朝になったら混ぜて絞ってタンブラーにブシャー!
完成。
なんと楽なことか。

その後コーヒーを飲みながら手帳をペラペラとめくります。
書きなぐられた文章に加筆したりして、なんとも言えない時間を過ごすことが多い日々です。

私は見出しの写真にある、黄緑色というかライムグリーンのかわいいファスナー式のシステム手帳を持ち歩き用で使っています。
携帯に便利なバイブルサイズです。
ファスナーをジッ!!と開き、万年筆と極細のボールペンでカキカキ。

手帳のざっくりした内容は、自主映画の構想から3Dプリンターの出力物の候補まで様々です。
まるで頭の中を外部ストレージにコピーしたような文章たち。

日記ではないけれど、思考の道筋が見えてくるようで楽しいものです。

世の中には手帳タイムというものがあると、何かで見聞きしたことがあります。
ページをコラージュしたり日記を書いたりと、皆さん各々で楽しんでいらっしゃるようです。

文房具が好きな私も、そういう事ができるような慎ましやかな生活に憧れはあるものの、いざ「やってみたまへ!」と、言われても「なにしたらいいんよ?」となる、雑な日々を送っています。

マスキングテープは塗装用のもの。
万年筆のインクはブルーブラック。
ボールペンは青色。

なんとも色気のない私。
そもそもシステム手帳を使うのは、必要なページと用が済んだページを入れ替える為に使っているのであり、割と実用的に使っている気がします。

A5サイズのノートを持ち歩いていた時期もありますが、角がペロンペロンに反ったり、荷物でページがグシャッ!となったりする事が多く、軽いストレスになっていました。
ストレスもな、チリツモらしいでよ。

他にシステム手帳に綴じているものとしては袋状になったジップ式のリフィルページがあります。
たぶん、お近くの文房具店で買えます。
その中には自分の名刺を入れているのですが、先日ふと思いました。

「コレ、ちょっと添えとくメッセージカードみたいなの入れておいたら使えるんじゃ?」
と。

そこからは早かった。
デザインソフトで淡いグレーを作り、A4で10枚名刺が作れる台紙に印刷しました。
ソレをピリピリとミシン目に沿って外し、リフィルにセット。
完璧。
全私が褒め称える。

ふと、馴染のご飯屋さんでちょっとしたヒトコトを書いて、お会計の時に渡してみました。

「美味しかったです。(スッ!!と差し出す。)」
「あー、こりゃどうも。(ニヤニヤ)」

微妙な反応でも、ソレはそれで。
キザで寒いと思いつつも、少なくとも私がソレをされたら嬉しいなと思います。

自分の価値観を押し付けるのは、あまりよろしく無いと思うけれど、自分がされて嬉しい事のおすそ分けくらい、させてくれ。

そんなわけで今日もメッセージカードを隠し持つ私。
そして、好きな人に好きなだけ好きなようにヒトコトを書きなぐって渡そうと思います。

よろしければ、これを読んでいるあなた。
〝嬉しい事のおすそ分け〟エピソードがあったら、ぜひ教えてください。
ではまた。

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