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仏教から学ぶ人生の進むべき道の見つけ方

これから社会に出るにあたり
「自分の決断をよりよいものにしたい!」
「失敗のない決断をしたい!」
と考えることが増えました

この『決断』というものを
よりよくする方法を模索している中で
仏教の教えを学び、これも1つの正解にたどり着く方法である
と感じたため、ここにまとめる


「到彼岸」を探す

到彼岸とは
現状(現実界)から心で穏やかで幸せな世界(理想界)に到ること
*現実界とは…不完全で不満や不満の多い世界のこと

これを探し、ここにたどり着くことが我々にとって
「幸せ」である

ただ、この「幸せ」に正解はない
なぜなら、人は1人では生きていけず
全ての人が、全てのものに関わり生きていて
それぞれの感性があるからだ

彼岸を探すとは

彼岸(岸)を人は探している

分かりやすくイメージをお伝えすると
彼岸を探している人は
大きな川の中にいて、行き先もわからず
その流れのままに生きている人のことだ

そのため、私達は岸を探し、その岸に上がるには
「どうしたらいいのか?」を考えるのだ

また、人は彼岸ではなくとも、
岸にたどり着く場面がある

それが、このように人生を考え直すタイミングだ
自分の進みたい方向性は見えないものの
(目指すべき彼岸はないものの)
また、川の中に入り、その流れに身を任せるのも違う
といった状況だ

この考え直すタイミングは
自分を整理するタイミングであり、自分を成長させるタイミングとなる


人生の進むべき道を見つける方法

これからここに書き記す方法は
とてもシンプルであるが
これを考え抜くことが大切である

① 自分が渡りたい「未来」を明らかにする
② ①を達成するための方法を考える
➂ 道徳を明らかにする

① 自分が渡りたい「未来」を明らかにする

その人生の中で
「どんな未来にたどり着きたいのか?」
これを明らかにする

例)「お金持ちになりたい」
  「動物と共に過ごしたい」
  「音楽の溢れる世界を作りたい」
  「人々が感動する作品を作りたい」

どんな未来でもいいが
本当に自分が進みたいと思うものを見つけることが非常に大切

それがない状態だと
何のために生きているんだろうとか
何か頑張れていないと劣等感を感してしまう…

自分の進みたい道を見つける方法は、この2つだ
・何が「幸せ」かを箇条書きで書き出す
・それを見つめ直す
(日頃考える中で答えがふと見つかることもある)

進みたい道を見つけることにより
人生に大きな1つの「軸」を持つことになる

これが自分の考え方に一貫性を持たせるかつ
頑張るべき方向性が分かり「心の平安」に繋がる


② ①を達成するための方法を考える

ここで考えるべきことはたったの2つだ
①「最短距離」を考える
②「何が本当に必要か」を考える

①「最短距離」を考える
「進みたい道が見つかったならば絶対に遠回りはするな」
自分の人生なのだから、誰かに遠慮することもない

どうすれば「最短距離」でいけるか
余計な寄り道をすることなく進めるかを
深く真剣に考えることが「幸せ」への近道になる

②「何が本当に必要か」を考える
進めべき道への「最短距離」が見つかったならば
次にそこに何を持っていくかを考える必要がある

「幸せ」には、最速で向かうべきだからこそ
色んな欲を持っていくものはできない

だからこそ、自分にとって
「何が本当に必要で、何がいらないのか?」
を明確化する必要がある

例)「何を持っていくのか?」
  「誰と行くのか?」
  「どうやっていくのか?」
  「なぜ、それを選ぶのか?」など


➂ 道徳を明らかにする

道徳を明らかにするというのは
自分の進みべき「未来」が
どんな場所であっても
どんな手段を使うものであったとしても
「人として守らなければならないものは守る」
ということだ

「幸せ」は掴んで欲しいものであるが
その途中で道を踏み外してはならないのだ


「幸せ」は誰もが手に入れられる

これまでの過去は関係ない
そして、これからどんな仕事をしようが
何をしようが、その内容で判断されることは本質的でない

「どんな人」が
「何を思って」
「行動している」のかが大切である

だからこそ、これまでの過去に引け目を感じている人でも
上記の3つの方法を守れば、必ず「幸せ」になれる

最後に

今回は、仏教から学ぶ「進むべき道の見つけ方」を紹介し
その手順を整理した
その中で、強く感じたのは「自分自身が行動するか」だ

やり方を把握し、
その可能性も理解した上で
実行に移れるか?

ここが課題であり
多くの人が「幸せ」を掴めるかの分岐点であると思う

焦ることではないと自分は考えているので
ゆっくりと「①自分が渡りたい「未来」を明らかにする」から
クリアしていきたいと思う

そして、それを明らかにし
その未来に向かって
全力で取り組む準備をしていこうと思う

(現時点では)
自分の中で悩み・抱え・苦しんでいる人の心に響き、
感動や勇気を与え、背中を押せる仕事したいと思っている
(これをどこまで本気で思っているのかと、その方法に関してはしっかりと検討すべきだが、こんな未来もいいなと思っている)

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