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編集後記 ~「#初任者へおすすめの一冊」をお読みいただいた皆様へ~


今回の企画を通して様々な方々を巻き込んだ手前、一旦のケジメとしてこの文章を書く事を決め、夜中にパソコンを開きました。

「新型コロナウイルスの影響で、オフラインの学習会はほとんど無くなっちゃうだろうね。4月から教壇に立つ教師の方々や、若い教師の皆様、教師を目指す学生さんに今できる事は何だろうね。」

「公教育を知り、学校と社会をつなぎ、教師と伴走する」を目的に「カタリスト for edu」というメディアを運用している高野さんと、Facebookメッセージで上記のようなやり取りをする中で、今回の企画「#初任者へおすすめの一冊」は生まれました。

高野さんにもご協力いただき、走りながら考え作ってきた企画でしたが、そんな中でも文章依頼をご快諾下さった先生方、教育関係者の皆様へ、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。  本当にありがとうございました。

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#初任者へおすすめの一冊 」というテーマで教育関係者の方々から文章を集め、後世へ残していく事を改めて考えると、お声がけしたい方々は今回の何倍もの数いらっしゃったのですが、今回はTwitterがスタートで生まれた企画ですので、Twitterで発信されている教育関係者の方々を中心にお声がけさせていただきました。

改めて言葉にしておく必要はないかもしれませんが、日本には、そして世界には、想いを持って子どもや教育と向き合っていらっしゃる方々が本当に沢山いらっしゃいますので、今回記事を書いて下さった皆様は、その「ほんの一握りの方々」だと捉えていただけますと幸いです。

耳にタコができるぐらい「ゆとり世代」と言われてきた1990年生まれの僕ですが、記憶を辿ると「9・11」「リーマンショック」「東日本大震災」etc…そして、今回の新型コロナやそれに紐づく騒動など、生きてくる中で様々な出来事があり、案外ゆとりのない時代を生きているのではないかなとも思います。

(今は直接子どもと関わる機会は少ないですが)そんな僕や、今回ご協力いただいた皆様、そして「 #初任者へおすすめの一冊 」をお読みいただいた皆様が、これから先関わっていかれる子ども達は、答えが無く、ますます変化激しいゆとりのない時代になると言われています。

そんな時代に、子ども達の学びに伴走する「教師」というお仕事に就かれる方々が求められる知識やスキルは、本当に幅広いものがあり、それは決して、本を読むだけ補えるものではありません。

誤解を恐れずに言えば、教師として・そして社会人として、成長・発達していく上で「この本を読んでおけば大丈夫」といった特効薬のようなものはありません。

ないからこそ、今回の企画を通して知った本や、それぞれの方がおススメされる理由も含め、様々な文章に触れ、多くの経験をし、時に遠回りもしながら、皆様が皆様らしい教育者・教師になっていっていただければ嬉しいなと、心から願っています。

この企画が、皆様が、今より少し前に進まれる一助となっていれば幸いです。

最後に、「#初任者へおすすめの一冊」トップバッターとしてさる先生がご紹介して下さった「シン・二ホン」より、この言葉を引用させていただき結びの言葉とさせていただきます。

「一日生きることは、一歩進むことでありたい」湯川秀樹  さあ行動だ。

お読みいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました。

2020年3月26日 木村彰宏



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