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20220622 恋のトリセツ 黒川伊保子を読んで

気になった言葉
→文中にある「星の王子様」を本棚から取り出して、引用箇所を探す。蔵書している幸せ。開いて見たけど、引用箇所が見当たらない。なるほど、訳者が違うと文章も違うんだ。

大人の恋は、会うための大義名分を失うと、誘うのをためらい、やがて連絡を取るタイミングを失ってしまう。勇気を出してメールを出してみても、彼(彼女)からメールの返事が返ってこない…そんなとき、何を思えばいいのか

脳はきっと死に優しい。
余計なものから忘れていく、
幼い子が何度も同じ話をせがむ様に、
→老母が同じ話を繰り返す。「凪音は元気?」と今は優しく返せるようになった。幸せな気持ちだけを持って逝ってほしい

女が自分を愛するには、愛する人の圧倒的な容認と賞賛が必要だ

女にモテなかったら、生物学上あなたのオスとしての価値がないのよ

しどけない:→支度 気 なし(甚だし)

毎日一緒にご飯を食べるのが家族だと思う。うちは家族じゃないよ

花は結果に過ぎない
→花が果実が結ぶって、違和感があるわ〜

寂しいは、自分を思う気持ち、悲しいは相手を見つめる視点

私の空間認識は、音と匂いに偏っていて、次に触覚、視覚が四番目にくる
自分の空間認識って? 多分視覚、昔は嗅覚(今は鼻が効かない)、音と匂いは?
小学校高学年の頃、クーラー(除湿)の原理を学校で習った。夏、除湿機をかけて昼寝する、部屋を締め切って。もちろん大汗をかいて寝た。ちっとも部屋は涼しくならなかった。母親にたしなめられた。

生物は水を入れた袋、水を失いながら、水取り込む反復運動に過ぎない、私に起きるのは、振動と波紋だけ、人の言葉を振動で聞き、自分の言葉を波紋で見る。
→すごい抽象化。

男の脳は空間、女の脳は時間
→男は空間遷移で気持ちが切り替わる、女は時間経過で気持ちが変わる
男に取って、職場は大事。固定アドレスも大事。

一体誰が、この花をヒガンバナと呼んだのだろう、そのずっと以前の苛烈な生の情念を昇華していく先に、ヒガンという音韻を与えたのはどのような知性だっただろうか?
→言葉は誰かが作って、広めた。        

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