見出し画像

SW(StartupWeekend)をまとめてみる

教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021の21日目の記事です。

去年8月、今年8月、SW(StartUpWeekend)に参加しました。

SW(StartUpWeekend)とは、金曜の夕方から日曜の夕方までの時間で、チームを作り起業のアイデアを売れる形にし、チームごとに競います。
最初に、参加者の有志が、1分ピッチで事業のアイデアを述べ、それに共感した人々がチームを組み、起業に向けて練り上げていくイベントです。
優勝のアイデアの17%が事業化しているとのこと。
有名なところでは、メルカリ、クラシルなどを輩出しています。

私が参加した2回はコロナの影響があって、オンラインでした。本来の寝食を共にすることで、共感や反目が起き、チームビルディングも経験できるらしいです。オンラインは大人の距離感が発揮されて、不和を観たりすることがありませんでした。(この辺が、オンラインの課題と、主催者はつぶやいていました。)

今年の8月は、オンラインで地元滋賀県長浜市開催

優勝と準優勝の副賞は、下記のような長浜市の支援で起業に挑戦できることです。

・「起業のためのプログラム」N-LAPを受講できます。
・メンターがついて、事業計画を練り上げられます。
・年末にベンチャーキャピタルや銀行の方の前で発表し、お眼鏡に叶えば融資(投資)を受けられる

私の参加したチーム茂基地は、「自然編集社」というアイデアで優勝でき、起業のためのプログラムに参加できることになりました。

画像2

このチームで、起業プログラムを受ける予定でした。ところが、途中でチームの方向性が分かれて、脱退者がでて、2つのチームでやっていくことになりました。(音楽バンドのグループ解散はこんな感じなのかな?)

会社を続けていくには、気が合うことが、重要な要素なのです。

現在は、2人の「かっちゃんチーム」として、下記の事業をプレゼン予定です。発表会の参加はこちら

画像3


StaratupWeekend(SW)

「No Talk. All Action.」と何回も言われ、「顧客は見つかりましたか?」と何回も聞かれる。アイデアをこねくるよりは、顧客(お金を払ってくれる人)を探すことに注力させられる。何故なら、起業で失敗する原因の一番は、顧客が見つからないこと。
人は、どうしても目に見えるところに投資をして準備してから、顧客を探しに行きたくなってしまう。それを戒めている。設備やモノがなくても良い。アイデアだけを顧客にぶつけて反応を見る。そう言った仮説検証を繰り返して、事業を形つくっていく。
メルカリは最初、検索機能がなく、スクロールして探す仕様でした。

「フルキット」となにか違う

TOCやTOCfEで習ってきた、
「フルキットで準備をすれば、失敗の可能性が減る」とは違って、
SWでは「フルキットで準備をしないならば、失敗の可能性が減る」と言う風に捉えることができる。

画像3

どちらも正しいとするならば、前提が違うのでしょう。
例えば、起業する時と起業でない時。言い換えれば、起業を乗り越えて事業が軌道に乗っている時としたらどうだろう?

画像4

まだ、しっくりこない。失敗の定義が違うのだろう。


起業でうまくいかない、事業が続かないコト立ち行かなくなるのは良くあること。起業して3年で半分が倒産し、原因は販売不振(顧客不在)です。

起業での失敗は、事業が継続しないことではなくて、もう1回起業しようとする力が失われること、つまり「起業の心が折れる」こと。これだとしっくりきます。

多くの資源、特にカネと時間を投じて事業が続かなかったら、立ち直れない。それなら、フルキットで準備しないことが肝要になります。

ミニマムキットで準備する

画像5

起業する時は、ミニマムキットで準備することで、結果として起業の心を持ち続けることができる。

段ボールで作った試作品を見て、フライヤー1枚を見て、仮のHPを見て、10人のうち2人が「メアドを登録する」、「参加申し込みをする」などの購入前行動を起こしてくれることを確認出来れば、事業が成功に近づいているといえます。

農業体験塾すくすく

~保育士が見守るまちなか農園~は、働くママのひとり時間を確保するために、子供だけで参加する農業体験塾となっています。
会社や生活・家事で、多忙に直面する働くママの笑顔を一つでも多くします。そして、こどもの心と身体を健やかにし社会性をはぐくみたいと考えています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?