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〈学生PJ 〉私がカッコイイと思う大人とは??

株式会社インオーダーさんのご協力のもと、6月16日から「2023京都光華女子大学×京都企業 ジブン未来発見プロジェクト」が開始しました。
このプロジェクトには、京都光華女子大学キャリア形成学部キャリア形成学科3年の5人の学生が参加をしています。

また、チームの団結力を高めるために、チーム名をそれぞれで考えました。
それぞれがチームのためにじっくり考えた結果、いろいろな素敵な案が出てきました。
そして、案の中から投票を行なった結果‥‥「ヒカリ」に決定しました!
最後まで、チームで「ヒカリ」続けていきたいと思います!


1.プロジェクトの内容

このプロジェクトでは、主に以下の3つの内容を行います。
⑴ キャリアについて考えるディスカションPart
全員で円になって、1つのテーマについて意見交換を行います。
計4回行われ、学生自身でファシリテートを行います。計4回のディスカッションの中で、自分の考えと他者の意見からより考えを深めます。
⑵ 気づきや想いの発信
広報活動として、プロジェクトの活動の内容や、気づきを「note」に投稿します。自分の考えを文字にし、第3者に伝わるように書いてみることで、考えを深めて力をつけていきます。
⑶ 場づくりをしよう
テーマ・コンテンツを企画して、私たち以外の学生の皆さんにも、キャリアについて考える場の提供を行います。
11月ごろに行われる京都光華女子大学のあかね祭(大学祭)にイベントを開催、京都光華女子大学のまち屋キャンパスを使ってのイベント開催、プレスリリースなどを行う予定です。

2.自分の短所を克服したい

2-1.挑戦の一歩

そして、チームの目標達成や課題解決に向けて、効率的に物事が回るようにリーダーが必要になります。そのため、立候補という形で、リーダーとサブリーダーを決定しました。

私も、リーダーに立候補し、約半年間リーダーとして活躍することになりました!リーダーに立候補した理由としては、まずは自分を変えたいと気持ちが強かったということです。
今までは、自分には人をまとめる力はないと様々な経験から考えることがありました。例えば、アルバイトで店長が不在の日はリーダーを任せられることが多いのですが、スタッフに上手く指示を出すことができずトラブルが起こってしまったことがあります。そのような経験から、「自分には無理だ」とネガティブになってしまい、リーダーのようなポジションを避けるようになりました。
今回、このプロジェクトのリーダーを決める際にも、このような後ろ向きな気持ちでリーダーに立候補をするか非常に悩みました。当初は、「8割挑戦したいけど、自分なんかに務まるのかな‥」という気持ちでした。しかし、そのままネガティブな気持ちでいても成長しないと考え、「自分の可能性を信じたい!」「自分を変えたい!」と気持ちを切り替え、立候補することに決めました。
リーダーになったからには、メンバーの気持ちに寄り添い、チーム全体で成長できるような機会になるように、最後まで目標に向かって突き進みたいと思います。

2-2.ジブンの目的とジブンの約束

このプロジェクトに参加するにあたっての「ジブンの目的」「ジブンの約束」を個人で考えました。
わたしの目的は、「自分の長所を探し、自信や力をつけていく」です。加えて、わたしの約束は、「自分だけで悩まない」「自分で決めたことは成し遂げる」「優柔不断にならない」「苦手なことは逆に進んで行なっていく」です。
私は、最近、就職活動に向けて自己分析を行なっています。長所よりも短所の方が目立っているなと感じてしまいます。そのため、主に目立っている「優柔不断さ」「マイペースさ」を克服し、自分自身を知りたいという理由から、このプロジェクトに参加しました。

3.「カッコイイ」大人とは??

京都光華女子大学キャリア形成学部の金治宏准教授をゲスト講師に招いて、「私が思うカッコイイ大人」をテーマにした第1回目のディスカッションを行いました。
まずは、各自で自分自身の考えをあるだけ書き出しました。実際に、考えた意見を出し合いました。似たような意見がありながらも、異なる意見もいくつか出てきました。それぞれによって「カッコイイ大人」と判断する基準は少し違うところがあったものの、出てきた全ての意見に「確かにそうだな」と共感することもありました。

たくさんの意見が出てきた中で、「自己中心的、周りのことが常に見れている、他の人を思いやれる」など、特に共通点のある意見について、ディスカッションを進めていきました。
その中で、「忙しい中でも配慮ができる大人」といった具体的な意見もありました。

今回は、主に討論として盛り上がった2つの話題について取り上げます。2つ目は、金治准教授からの問いです。

Q1.「忙しい方がいい?どのような忙しさなら許容範囲内なのか」

まず、「忙しい方がいいのか。忙しくない方がいいのか。」と考えた結果、「決まった時間内ならいい」「暇よりある程度忙しい方がいい、給与など結果で見えるなら」「忙しいと余裕がない」などの意見が出されました。
「忙しいと余裕がない」という意見については、どうすれば余裕ができるのかと考え、「自分の頭を空っぽにして、物事を整理する・リフレッシュする」のがいいのではないか、自分自身を一回リセットしてみると周りをみることができるのではないかという意見が出てきました。
また、「残業は極力行いたくない」「残業以外の忙しさは想定していない」など、残業にいいイメージがないメンバーもいました。残業はやらされ感があるのか、「お金がもらえるなら」「自分の好きな仕事なら」残業をしてもいいという意見もありました。

私はどちらかといえば、残業代がもらえるのなら自分自身に余裕がなくならない程度に働いてもいいのではないかと思っています。
アルバイトでも、稼ぐことができるなら働きます。確かに、働きすぎると余裕がなくなってしまうと感じることもあります。しかし、私は、金欠になってしまうと、さらに余裕がなくなってしまいます。そのため、毎月貯金もしています。余裕がないということを避けるためには、仕事以外の趣味を作ることや旅行などの娯楽など、生活も充実していくことが必要になるのかなと感じました。
また、周りの大人を見て影響されている場合もあるので、実際自分が働いてみると考えが変わっていくのではないかと思いました。

Q2「自分がカッコイイ大人にあったことがあるのか」

お母さん、バイト先の店長、推しているアイドル、お父さんの職場の人などが挙げられた中、特にSさんの中学時代の部活の先生のエピソードが印象的でした。Sさんは、「当時は反抗期であったため、顧問の先生に少し苦手意識を持っていた。しかし、時間や労力など自分のことよりも生徒を優先して朝から夕方まで練習に付き合ったり、怒ったり、簡単にできることではないと思う。今思えば、あの先生はよく見ててくれていた。」と語っていました。
私も、親や祖父母など身近な人に、昔してもらっていたことに対して、成長とともに非常にありがたみを感じることが多くなりました。その感謝を伝えるために、昔は恥ずかしくて何もしてあげられなかったのですが、去年から母の日、父の日、敬老の日にプレゼントを渡すようになりました。20歳になった今、ここまで育ててくれたことに感謝しています。

メンバー全員の「カッコイイ人」を聞いて、ぞれぞれが将来なりたい像なのではないかと感じました。
憧れや尊敬を含め、このような生き方を私もしたいなと頭に浮かべながら意見交換を行うことができたと思います。

4.まとめ

最後に、金治准教授からの以下の総括をいただきました。
「私が思うカッコいい大人」をテーマとしたディスカッションは、参加者の「未来発見」につながる内容だったなと振り返っています。これから「カッコいい大人」にたくさん出会って、自らのキャリアを豊かにしてもらえるとうれしいです。

また、「計画された偶然性」について共有していただき、目標に向かって突き進むことも大切であるが、いろんな偶然を活かすような成長も重要であるというお言葉をいただきました。ポイントは、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」だそうです。


いかがでしたでしょうか。

今回は、「私が思うカッコイイ大人」をテーマにして、第1回目のディスカッションを行いました。
それぞれが続々と自分自身の意見を発表し、お互いがどのような意見を持っているのかということを知ることができ、学びや気づきもたくさんありました。
これからも、ディスカッションや活動を通して、様々な価値観や考え方に触れていければいいなと思います。

〜チーム ヒカリ〜
京都光華女子大学 キャリア形成学科の学生5名と准教授2名、キャリアコンサルタント2名で構成。
ディスカッションpart、ライティング広報part、イベント企画partを通してジブンの将来について考え、自己理解を深め発信していくジブン未来発見プロジェクトを進行中!


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