店長の器じゃない🎥すばらしき世界感想
※若干のネタバレがあります。ご注意ください※
毎月映画1本鑑賞の目標!
2月も順調につづいております。
今月は
西川美和監督の「素晴らしき世界」
普段は洋画!洋画!海外ドラマ!な私ですが
久しぶりに観てみたいと思った映画でした。
きっかけは漫画家の大友しゅうま先生の映画紹介マンガです。
しゅうま先生本当に映画の魅力の伝え方上手すぎて、先生のおかげで映画観たいリストがどんどん増えて行っております!
さて!
素晴らしき世界で印象に残ったセリフ・シーンのざっくり書き出すとこんな感じ。
…
三上さんの就職が決まって、三上さんを応援していたみんなでお祝いパーティーをしているシーン。
弁護士夫婦が心にぐっと残る良い事たくさん言っていました。
三上さんは思ったことや間違っていると思うことを真っ直ぐに、我慢せずに乱暴に伝えていて、それを社会で続けてしまうと居場所が無くなってしまうほど、社会は我慢の連続で行きずらいということ。
すっかり社会のルールの中に生きている私は、三上それくらい我慢せぇ!と思ったシーンが多々ありましたが、確かにみんな当たり前のように我慢していることばかりだなぁと感じたわけです。
もちろん三上さんのように素直に思うがま社会で生きていくのは難しいと思います。
ちょこっとづつ、少しづつみんなが我慢し合って上手に暮らしているから上手く社会は回っているはず。
でも出来れば生きていく中で我慢なんてひとつもしたくない!
って気持ちもありますよね!笑
…
三上さんの我慢しきれず感情が爆発してしまった時。
スーパー店長の「今日の三上さんは虫の居所が悪いんだね。」の対応に、あぁこんな風でありたい。と何度も戻って見てしまいました。
あんなに感情のままに怒鳴られて、威嚇されてしまったら、じゃあ!あんたの好きな様にすればいいじゃえねぇか!!もうしらねぇ!!って、これだから刑務所あがりは!って、自分も腹を立ててしまうし見捨ててしまうんだろうなと。
それでも最近親しくなった赤の他人を、刑務所から出てきたばかりの人間を、こんなに落ち着き払って、親身に考えて発言できるスーパーの店長はきっともうスーパーの店長に留まるような人間の器じゃないなと思ってしまうほどにびっくりしました。
初対面の印象は最悪なスーパーの店長でしたが、いつか自分もカッとならず、勢いやその場の感情に流されず、落ち着いてまずは話せる人になれたらいいなぁ〜
そんなことを言って憧れているうちはなかなか難しいかもしれませんね…
日々精進でございます。
さて!
自分の感想はしっかりと書きました!
色んな人の感想漁ってきます!
PS.
極道の姉さんはやっぱり強い。
ただただ強いのです。
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